●『Vol.1 賃貸か購入か キンドル・リノベシリーズ (ちきりんブックス)』(ちきりん 著)より
「家を買うべき」といえる3条件
最初に結論を書けば、居住用の不動産を「今、買うべき」と言えるのは、次の3つの条件をすべて満たしている人、というのが私の考えです。
1.経済的に無理なく買える状況にある
2.賃貸物件では実現できない「購入したい積極的な理由」が存在する
3.自分や家族のライフプランがある程度、固まっている
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「無理なく買う」には、物件価格と年収の比率も重要です。
あわせて考えれば、「経済的に無理なく買える状況」とは、次の2条件が満たされている状態だと言えるでしょう。
1.物件の2割の頭金を用意できている(+諸費用も現金で用意)
2.物件価格が年収(額面・世帯合算)の5倍以内
たとえば5000万円の不動産を買ってもいいのは、世帯年収が1000万円で、これまでに頭金として1000万円を貯めることができている人です。
こういう人が住宅ローンとして4000万円を借りて家を買う、というのが、私にとっては「経済的に無理なく買える」範囲の上限です。
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では、「絶対に家を買いたいと思える理由」とは、どんな理由なのでしょう?
私の場合、いま感じている「家を保有することのもっとも大きな価値」は、圧倒的に自分好みの家に住めるという価値です。
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【コメント】
家を買う気なんて全くないのですが、今後の人生を考える上で「住む場所」というのは重要なので読んでみました。
結局、「それなりの年収があり、返済期間は働き続けられる人」というのが最低条件でしょうかね。
その上で、自分好みの家が欲しい人。
・・・う〜ん、どちらもない。
他県はどうか分かりませんが、新潟市は中小零細企業が多いです。
定年は60歳がほとんど。
1年ごとの雇用延長はもちろんあります。
しかし、仕事の量や責任は変わらないのに、収入だけは激減します。
そのため、60歳でさっさと辞める人が多く、せいぜい2、3年ぐらいの雇用延長で辞めています。
その背景には、「低収入でも我慢し、無理して働いてきた」という姿があります。
家庭の事情や、会社への奉仕、いろんな考えが混じっています。
そうでもしなければ維持できない社会って、なんなんでしょうかね。
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