●『日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy』(厚切りジェイソン 著)より
仕事をしたくなければ、別にしなくてもいいよ。
餓死していいのであれば。
なぜ働くのかを自分で考えて、結論を見つけて、どうすればこの仕事を楽しめるのかを考える。
それだけでも、かなり違うはずだ。
僕は「仕事が楽しくできない」と感じるようになったら、転職している。
お金のためだけに働くと、後悔するような気がするから。
好きでもないことをずっとやり、満足できるだけのお金はもらえる。
でも1日のうち、ほとんどの時間を仕事に費やしているから、その仕事で稼いだお金を余暇に使ったとしても、つまらない時間のカバーはできないと思う。
仕事のストレス解消のために稼ぐなんて、本末転倒もいいところだ。
なんのために稼ぐのか、見直してみてごらん。
それがわかったら、今やっている仕事の中に楽しみを見つけるように頑張る。
無理だと感じたら、仕事を変えたほうがいい。
どんな仕事をしても楽しくないと思うのであれば、仕事じゃなくて生きること自体に喜びを感じられないのかもしれない。
それ、信じがたいね。
多分、好きなことを仕事にしていない、もしくは仕事を好きなやり方でやっていないだけなんじゃないかな。
自分の仕事は何をやっているのか、この仕事をすることで何が変わるのか、一度考えてみたほうがいい。
そうすれば、今やっていることの価値がわかるかもしれないよ。
※※※
【コメント】
実務面・技術面ならば、自分と同じようなことに携わる人に相談するのがいい。
一方、人生観とか、抽象的だけれど生きていくうえで大切なものの場合、案外、自分とはまったく違う世界の人に相談するのが良いのかも。
この著者は、外国の方です。
日本とは異なる文化、考えですから、「別の視点」から見ることの大切さを教えてもらえますね。
もし、朝の満員電車の中、自分の死んだような表情が窓ガラスに映りこんでいたら、考えてみたほうが良いです。
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