●『たった1分ですっきりまとまる コクヨのシンプルノート術』(コクヨ株式会社 著)より
なるべく持ち歩く荷物を少なくしたいと思っています。
「持ち物を減らす」ということは、必要なアイテム数を減らすことで、忘れ物をするリスクを減らす効果もあります。
ノートも同様で、「打ち合わせ用ノート」と「思いつきを書くノート」を分けたほうが便利なのですが、2冊持ち歩くのは荷物になるので、常々どうにかしたいと思っていました。
かといって、「打ち合わせ記録」と「思いつき」が混在しているノートは、読み返すときに不便ですし……。
そこで、「思いつきを書き留める場合は、ノートの後ろから逆さまに書くこと」を思いつき、実行しています。
以前、「東大ノート」ならぬ「復旦大学ノート」を制作していたときに、中国では「ノートは両側から使う」ということを聞き、それをヒントにしてみたのですが、実際やってみると、かなり便利で満足しています。
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ノートの最後のページには、業務でよく使う情報をまとめて記入します。
たとえば、パスワードや稟議番号、予約した会議室の情報、社内便の送付先、部門コードなどなど……。
これらは頻繁に必要となる情報ですが、毎回調べていると時間がもったいないですし、誰からも見える場所に貼りっぱなしにしておくのもセキュリティ上、はばかられます。
ノートが変わるたびに情報を書き写すのは、それほどの手間ではありません。
定期的に社内事情も変わりますから、情報を整理する良い機会だと思っています。
もうすぐノートが終わりそうなときは、直接ノートに書かずに、ふせんに書いて貼っておきます。
新しいノートに切り替わるときには、これらのふせんも移動します。
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ノートの最後のページに、仕事で知っておいたほうがよい数字や自分が気になった数字をランダムに書き込んでおきます。
そして、移動中やちょっとしたスキマ時間に眺めるようにしていると、だんだんと、書いてある数字が頭に入っていきます。 お客様先で信頼される方法の1つが、ビジネスパーソンなら知っておくべき基本的な数字が頭に入っていることだと思います。」(『たった1分ですっきりまとまる コクヨのシンプルノート術』(コクヨ株式会社 著)より)
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「ノートの一番後ろのページには、走り書きのメモを書いています。たとえば、予約するつもりの新幹線の時刻とか、人の電話番号など、一時的に使用するような内容です。
ふせんなどの小さい紙に書いておくと、紛失することがありますので。
最終ページが終わったら、ページをめくり、どんどん裏表紙側→表紙側へと進んでいきます。絶対にここに書いているという安心感があります。
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【コメント】
文房具メーカー・コクヨの社員の皆さん方の「ノートの使い方」が書かれた本です。
複数の人に共通していたのが、上記の方法です。
ちょっとした思い付きや情報をノートの後ろから書くのです。
確かにこれなら、通常のノートの記述とは別扱いが出来て、尚且つ検索しやすいです。
紙のノートならではのアイディアですね。
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