2022年08月10日

8月31日になってから、夏休みの宿題を泣きながらやるのは嫌です

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●『時短と成果が両立する 仕事の「見える化」「記録術」』(谷口 和信 著)より


ほかの予定が入っていて、報告書の作成にかけられる時間が1時間しかなければ、その時間で書き上げることもできてしまいます。
しかも、丸一日かけて作り上げたものよりも、1時間で書いたレポートのほうがいいものができるかもしれません。


なぜそのようなことが起きるのでしょうか?
それは、いい仕事をするために必要なのは時間ではなく「集中力」だからです。


そして、集中力を高めるために必要なのが「締め切り」です。


ほとんどの人は締め切りがあると守りたくなるので、何とか期限までに終わらせようと集中して取り組むようになります。
だから仕事が速く進むのです。


締め切りを設ける効果はそれだけではありません。
自分で決めた締め切りまでに終わらせることができると、「やった! できた!」と、達成感、満足感を味わうことができますので、自然とまたやりたくなるという好循環も起こります。


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仕事には必ず期限がありますが、できるときにやろうと始めてしまったら、いつ終わるかわかりません。
締め切りから逆算し、途中途中にチェックポイントを設定して、それを守るように行動するのです。


そうすれば、締め切りギリギリになって慌ててスタートしたために品質が低いものしか作り上げることができなかった、ということがなくなります。


どんなものを作り上げたいのか?
先に完成形をイメージしてそこから逆算してスタートする。


※※※


【コメント】


私は8月31日になってから、夏休みの宿題を泣きながらやるのは嫌です。


もし今日が月曜日で、締め切りが金曜日だったとします。
その場合、火曜日には提出しています(遅くとも水曜日)。


最初から100%のクオリティを提示するのは難しいです。
50%〜60%の品質で、とにかく出す。
受け取った方からの助言や指示を受け、締め切り日までに修正加筆していくのです。
そのためには、相手に見てもらう時間が必要です。


仕事や生き方が暇な人に限って、締め切りギリギリになってから慌てて取り掛かるものです。
余裕があるからです。


私はそんな余裕はないので、スキマ時間を使ってとにかく前倒しで取り組みます。

Posted by kanzaki at 2022年08月10日 06:42