●『プロジェクトのトラブル解決大全 小さな問題から大炎上まで使える「プロの火消し術86」』(木部 智之 著)より
「腹をくくっていない」リーダーは、心のどこかで「火を消せなくてもしょうがない」と思って、ギリギリの局面で逃げ腰になってしまいます。
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プロジェクトメンバーはそれを察知するのです。
「この人についていって解決できるのだろうか」と思い始め、そうなってしまうとチームはまとまらず、火消しなど夢のまた夢になってしまいます。
だから、リーダーが腹をくくれていないプロジェクトは失敗するのです。
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「誰のプロジェクトなの? 全部『自分ごと』にしないと絶対にうまくいかないよ」
「このプロジェクトに一番最後に入ったのは私だよ。私は過去がどうであれ、責任を持ってやっていくよ」
とも話しました。
そして30分ほど、「トラブルプロジェクトにおけるリーダーの心得」についてプレゼンしました。
特に、「リーダーが無理かもといっているチームはダメ、まずはあなたが変わらなければ成功は100%不可能」という話、「リーダーは『9割ポジティブ』を心がける」や「『諦めグセ』は言葉に表れる」の話が刺さったようでした。
話を終え、私が会議室を出た後に、さらに3人で1時間ほど腹を割って会話していました。
そのミーティングを終えて出てきた彼らの顔つきが変わっていたのです。
私は、3人が腹をくくったのだとわかりました。
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【コメント】
トラブル解決術の本で、最初に示されたのが上記の言葉。
「リーダーが腹をくくること」
技術の前に大切な心構え。
皆さんも身に覚えがありませんか?
逃げ腰では解決しないのです。
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