●『プロジェクトのトラブル解決大全 小さな問題から大炎上まで使える「プロの火消し術86」』(木部 智之 著)より
言葉から思考のクセを変えていく 「諦めない!」という気合いも大切ですが、それよりも思考のクセを変えることが大切です。
そのためには、言葉を変えていくことが効果的です。
どういうことかというと、たとえば、次のような言葉を発しがちな人は、諦めグセがついています。
「無理です。できません」
「他に方法はありません」
「スケジュールを延ばさないとできません」
「人を追加しないとできません」
このような言葉は、少し考えただけでそれ以上考えることを放棄していることを表しています。
英語には、「しょうがない」という言葉がありません。
「しょうがない」という言葉は、色々なことを放棄するのに便利な言葉です。
「しょうがない」「仕方ない」はリーダーにとって「諦めの禁句」として封じましょう。
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【コメント】
英語に「しょうがない」という言葉が無いという事は、そういう考えが無いという事なんですね。
よく使う言葉、思考だけに驚きました。
著者自身、完璧超人ではなく、震えて眠るような怖い時期もたくさんあったそうです。
プロジェクトのトラブル解決請負人だからといって、思考が凡人とは異なるわけでは無いのです。
私も思考のクセを変えて、事態と向き合えるようにしたいです。
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