2022年09月26日

ひがみそうになる場合

50sitto.JPG

●『50歳からの孤独入門 (朝日新書)』(齋藤 孝 著)より


私は自分がひがみそうになる瞬間、逆に褒めてみるということを心掛けるようにしました。


内心の評価とは違っても、少し盛りながら褒めてみるのです。
実際に声に出して言ってみると、心が楽になることに気づきました。


以前トークショーでご一緒したことのある秋元康さんは、その席で
「何であれ、ヒットしているものは必ずリスペクトする」
と言われていました。


決して「こんなものが売れるなんて」などと思わないのでしょう。
稀代のヒットメーカーである秋元さんは、たとえ自分の知らない分野でも、流行やヒット商品と呼ばれるものにはひととおり目を通し、それがなぜ売れたかを調べて、自分の仕事へのヒントを探っているそうです。


私はその話を聞いて、
「なるほど。他人の成功を虚心坦懐に受け止めることができるから、自らもあれだけのヒット作を出すことができるんだな」
と思いました。


※※※


【コメント】


ひがみ、嫉妬心・・・なるべく避けて通りたい感情です。


それが出来ない場合、どうすればいいのか。
「孤独」になるという選択肢がありますが、それもまた怖いものです。
今はどうするのが良いのか、正直分かりません。


以前よりは人と距離をとるようにはなったように思います。
避けられるトラブルは、自分で意識して避けるようにしているからです。


そうやることで少しでも心にゆとりを作り、穏やかな心を保っています。

Posted by kanzaki at 2022年09月26日 07:07