●『自分を好きになる練習』(矢作直樹 著)より
部署や社内での評価が低い、近隣での評価が低い、仲間内(友だち内)での評価が低い、家族内(親族間)での評価が低い──、色々あるでしょう。
でも、忘れないでください。
誰もが必要だからこの世界に存在しているという事実を。
これは真理です。
なにかができなくても、必ず別のことができます。
なにもできない人間はこの世にいません。
誰かにとっては低い評価でも、別の誰かにとっては高い評価につながることがあります。
人間が生まれながらに持つ多様性です。
※※※
【コメント】
世間でいう「多様性」も理解できますが、著者のいう「多様性」のほうがしっくりくるように感じます。
誰かから低い評価を受けても、他の人やグループでは高い評価を得るというのは、よくあることですから。
ある意味、日本はどこで生活しても「村組織」みたいなところがあります。
いろんな他者から評価を受ける日常と言えばよいのでしょうか。
その村組織が辛ければ、別の村組織で新たな生活を再構築してみるのもよいのかもしれません。
新たなところへ飛び出すのは怖いし勇気が必要です。
けれど多分、そういう勇気は、意識し続けていれば「ある日ふと」湧いてくるように思います。
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