●『自分を好きになる練習』(矢作直樹 著)より
もちろんそんな嫌な人がいないコミュニティは最高ですが、彼らが存在することで自分がなにかを学べる機会もあります。
だから無理に排除しないこと。
そうではなく、先述したように「居場所を複数持つ」こと。
こちらを大切にしてみてはいかがでしょう。
深く狭くだけでなく、浅く広くという交流スタイルに幅を広げる。
どこかの集団で仲間外れにされるとか、嫌な思いをしたとしても、居場所が複数あれば、確実に逃げ場を持てます。
自分を嫌いにならず、自尊心を失わず、息苦しさを感じ続けることがありません。
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【コメント】
「サードプレイス」という言葉があります。
サードプレイスとは、家庭(第1の場)でも職場(第2の場)でもない第3のとびきり居心地の良い場所です。
ストレスの多い現代社会においてリラックスできる居心地の良い場所、その場所をサードプレイスと呼びます。
海外のサードプレイスの代表例としてよく挙げられるのは、カフェやパブといった場所です。
一方日本では、趣味の習い事やボランティアなどのコミュニティがサードプレイスとして機能しています。
日本の特に高齢男性の場合、なかなか「趣味の習い事やボランティアなどのコミュニティ」へ飛び込む勇気はないと思います。
けれど、孤独社会・無縁社会で孤立してしまうより、一歩勇気を出して進むのは、結果的にプラスになるように思います。
サードプレイス自体も複数、それも「広く浅く」が良いのではと個人的に思います。
深く狭くでやってしまうと、家庭(第1の場)・職場(第2の場)と変わらなくなってしまい、なにかしらストレスや無理が生じます。
特に年齢を重ねてからの場合は、広く浅くで行い、一つがダメでも別の方へ気軽に移るぐらいのほうが、「人生詰んだ」状態を回避できると思います。
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