●『苦境(ピンチ)を好機(チャンス)にかえる法則』(ライアン・ホリデイ 著)より
「君が今何か障害にぶつかっているとしたら、このやり方をすぐに試してみよう。
深呼吸をして、障害を分解してみる。
それから、今やるべき部分をこなす。
それができたら次の部分へ移る。
順番に解決した個々の部分がつながって、やがて障害を突破できる。
私たちが何か行動を起こすとき、心が乱れ、気が散ったらおしまいだ。
乱れた心では目の前の大事なことに集中できず、先のことを考えて不安になってしまう。
そんなときにも、プロセスは秩序を与えてくれる。
心を平静にし、行動に一貫性をもたせてくれる。
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プロセスのポイントは、区切りを設け、一つひとつを的確にこなしていくことだ。
ゲーム、トレーニング、映画の撮影、ドライブ、レポート、遊び、それからいろいろな障害物。
それが何にせよ、今目の前にある小さな作業、それをしっかりこなそう。
君が自分の持ち場で成功の高みをめざしているにせよ、それとも何かひどい試練、うんざりする試練を切り抜けている最中だとしても、同じアプローチが使える。
ゴールのことは考えないでいい。
生き延びることだけを考えよう。
食事のたび、休憩のたび、チェックポイント、給料日、一日の終わり、そういった区切りを設ければいい。
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【コメント】
障害を分解してみる。
現在に集中し、一度に一つのステップだけを行い、ほかのことに気を散らさない。
王道ですが、実際にその場面になると、ゴールの大きさにパニックになってしまいがちです。
ものごとは、「A→B→C→D〜X→Y→Z」と一つひとつ進むもの。
しかし、パニックになると、「A→Z」という思考になり、不安定なAと途方もないZしか考えられなくなります。
私もそうなりがちなので、落ち着いてプロセスをたどるように意識しています。
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