●映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』公式サイト
https://gaga.ne.jp/eeaao/
監督:ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート
出演:ミシェル・ヨー、ステファニー・スー、キー・ホイ・クァン
【あらすじ】
第95回アカデミー賞では作品、監督、脚本、主演女優ほか同年度最多の10部門11ノミネートを果たした先品。
カンフーとマルチバース(並行宇宙)の要素を掛け合わせ、生活に追われるごく普通の中年女性が、マルチバースを行き来し、カンフーマスターとなって世界を救うことになる姿を描いた異色のアクションアドベンチャー。
経営するコインランドリーは破産寸前で、ボケているのに頑固な父親と、いつまでも反抗期が終わらない娘、優しいだけで頼りにならない夫に囲まれ、頭の痛い問題だらけのエヴリン。
いっぱいっぱいの日々を送る彼女の前に、突如として「別の宇宙(ユニバース)から来た」という夫のウェイモンドが現れる。
混乱するエヴリンに、「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と驚きの使命を背負わせるウェイモンド。
そんな“別の宇宙の夫”に言われるがまま、ワケも分からずマルチバース(並行世界)に飛び込んだ彼女は、カンフーマスターばりの身体能力を手に入れ、まさかの救世主として覚醒。
全人類の命運をかけた壮大な戦いに身を投じる。
2022年製作/139分/アメリカ
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【感想】
今年観た映画でワーストワン。
今年、これよりつまらない映画は出てこないと思う。
しかし、映画通と呼ばれたければ、この映画を絶賛すればよいと思います。
アカデミー賞候補ということで、お客様は100名ぐらいいたかなあ。
しかし、エンドロールが始まると一斉に席を立つぐらい、みんな白けていました(疲れていました)。
私も正直、なにが面白いのかさっぱりわかりません。
先週で最終回となった特撮「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」。
自分の中で過去一番面白かった特撮作品です。
この作品、放送開始時は観ている方がどう観れば良いのか分かりませんでした。
けれど毎回観ているうちにすっかりハマって、最終回では泣いてしまいました。
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』も、最初どう観たらよいのか分かりませんでした。
ドンブラザーズは楽しめたのに対して、こちらは最後までこのノリについていけませんでした。
エヴァにもドンブラザーズにもなれなかった作品という感じ。
なんだか、トム・クルーズが出演した映画「マグノリア(最後にカエルが沢山降ってくるやつ)」を思い出しました。
下品な部分を芸術的に描こうとしているのかもしれませんが、芸術にはなっていないと思います。
しかし、それすら確信犯のようにも思います。
家族愛を描いているようにも思えるし、マトリックスみたいな感じにも思えるけれど、脚本も編集も前衛すぎてついていけません。
感想を書くのもキツイ・・・。
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