●『自分を変えるノート術』(安田 修 著)より)
「ノートはどれくらいの頻度で、読み返しますか?」
これもよく受ける質問です。
結論からお伝えしますと、書いたことをまとめて読み返すことはまずありません。
なぜやらないかというと、必要性がないからです。
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「あとから見て、有益な情報を残そう」などと考え始めると、ノートをきれいに書こうという欲が出てしまったり、そもそも書けなくなります。
その害が大きいので、「ノートなんて書いて終わりであとから見返したりはしない」と考える方がメリットが大きいと私は考えています。
ノートは汚く書きましょう。
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わざわざ汚く書く必要もないのですが、きれいに書くことに時間を使うのは、全くのムダです。
人に見せることが目的の部分はともかく、自分だけが見れば良い、頭の整理が目的のノートは、きれいに書くメリットがありません。
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きれいに書かないといけないと思うと、手が止まります。
誰かの目を気にすれば、頭に浮かんだ斬新なアイディアも、人に見られたら恥ずかしいからと書かずに終わってしまうかもしれません。
それは、大きな損失です。
ノートは誰かに見せるためのものではなく、頭の整理をするものです。
理解したり覚えたりするための補助ツールなので、きれいに書く必要は全くありません。
むしろ「汚く書こう」と心がけるくらいがちょうど良いかもしれませんね。
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【コメント】
当然ですが、「頭の中の整理をするノート」と、「業務マニュアル的なノート」では考え方が異なります。
後者は、自分や他人が次回(もしかしたら1年後とか)、同じように作業が再現できるようにするもの。
その場合は経験上、手書きより、パソコンで作成した方が良いように思います。
前者の「頭の中の整理をするノート」は、自分が納得すれば良いのだから、文字の美しさや読みやすさは気にしなくて良いです。
手書きで良いし、二次利用とか考えなくていい。
私はiPad ProとApple Pencilを使い、「「コンセプト (Concepts)」という無限ノート系に書いています(いろんな機能を課金して解放)。
普段は、「GoodNotes 5」を使ってますが、頭の中の思考整理は、無限ノート(上下左右、永遠に書きけられる)が良いですね。
そういうアプリはユーチューバーが紹介しているので参考にしてください。
タブレットを使わなくても100均に売っているどんな文房具でも構いません。
案外、頭の中の考えを書き出すことをしない人が多いです。
書き出してみると、一時的な思考パニックは回避できますよ。
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