●『たった1分ですっきりまとまる コクヨのシンプルノート術』(コクヨ株式会社 著)より
※コクヨのさまざまな社員たちのノート術紹介本
【超ミニふせんを使って 材料を出し切る】
A4サイズのノートに100以上の情報を書き出せる
顧客向けの提案や社内プロジェクトの企画など、重要な資料をゼロからつくり込むときには、まずはその企画で語る可能性のある事実や課題、アイデアなど、すべてを小さなふせんに書き出します。
私が使っている25ミリ×7.2ミリの超ミニふせんなら、A4サイズのノートに100以上の情報を書き出せます。
これだけ出せば、さすがにもう出ないな……と思えてくるので、それから情報を分類・整理し、不要なものを削除して企画ストーリーにしていきます。
実際にふせんに書き出す時間は10〜20分くらいでしょうか。
あれやこれや考えるよりも、結果的には時間短縮になりますし、すべて出しきってからまとめた企画だと納得できるので、企画提案時に自信が持てます。
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【ふせんを使って ひとりブレスト】
ノート上に「思考途中」を保存して、後でまた再開できる
スケッチを描くことも多く、ノートを斜めに使いたいときもあるので、罫がまったくない無地ノートを使っています。
サイズは、カバンに入れやすいB5サイズです。
B5サイズのノートも、広げて使えばそれなりの大きさになるので、ふせんを使った「ひとりブレスト」(ブレインストーミング)も可能です。
ひとりブレストは、ノート上に小さなふせんを貼って行います。
書き込んでは貼ったり、はがしたり……。
集中する作業が終わった後も、ノートにふせんを貼ったままにしておくと、スキマ時間に再検討できたり、別プロジェクトで活用できたりなんていうことも。
先輩がアドバイスを書いてくれたふせんも、すべてノートに貼って残します。
ノートに貼っておけば、自宅や外出先でも自由に見返せます。
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【コメント】
ノートに直接書くのではなく、そこをホワイトボードや一枚板に見立てて、付箋に書いた思考をどんどん貼り付けていく方法をご紹介しました。
付箋ですから、貼ったあとに剝がしたり、移動させたりが容易です。
付箋を「小さな枠」と見立てて思考しているのかもしれません。
フレームワーク的な思考。
人は区切られていると、かえってその中でどう有用化しようかと工夫し頭が回るものです。
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