●『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』(借金玉 著)より
人生を生きていくコツ、一番大事なものとは何かを考えると、「死に覚え」だと思います。
これは、ゲームの言葉だったと思います。
「1回じゃまずクリアできないが、失敗を繰り返して攻略していく」みたいな前提があるゲームってありますよね。
例えば、僕はファミコンが直撃した世代なんですが、「スーパーマリオ」なんて初見ノーミスクリアできた人類がいたのかすら怪しい。
ーーーーー
ツイッターで僕のフォロワーが教えてくれた素敵な言葉を置いておきます。
「表彰台が全部埋まっていても、自分のレースを走り切ろうと思います」
これは本当に素敵な言葉だと思います。
僕はもう順位は気にしません、自分のレースを自分のスピードで走ります。
社会的バナナの皮をこれからも踏むでしょうが、「あそこにはバナナの皮があるのか。勉強になった」と強がりを言っていきます。
いつか、みんなで「マリオカート」をやりましょう。
別に、一番うまいやつを決めるんじゃない。
赤い甲羅をぶつけたり雷を落とされたりしましょう。
最終的にはそういうことだと思います。
ハイスコア人生天下一武道会に不参加表明です。
死に覚え、生き残っていきましょう。
あなたのレースが良い景色に恵まれることを、僕は祈ります。
※※※
【コメント】
最近は小説、漫画、アニメでは転生モノばかりです。
近縁ジャンルの異世界トリップやタイムスリップと違い、主人公が元の居場所に帰還する余地が無く、かつての自分と名前や姿、能力も全くの別人になる場合が大半を占めているそうです。
現代社会の閉塞感、今の自分に対する失望や無力感が、「来世への期待」「ここではないどこかへの憧れ」として表れた結果らしい。
もう現生には期待が持てない。
私のような氷河期世代は、特にそういう人が多いと思います。
今の若い子たちの時代は、それでもこういう停滞した時代の中で、少しずつ改善して最適化したルールの中で生きていられる。
けれど氷河期世代は、そういう改善も無く、ひたすらムチを打たれて攻撃を受けるだけの状態でした。
新型コロナウイルスの感染が巻き起こった初期のようなものです。
あの頃は、感染したら物凄いバッシング、魔女狩りみたいな感じでしたよね。
今じゃ、風邪かインフルエンザみたいな扱い。
転生モノは作り物。
実際は、そういう仕組みなんて無い。
現在を生きないといけません。
結局、トライ&エラー・・・「死に覚え」の繰り返しで生きていくしかありません。
そうやって自分なりの最適化をしてみる。
多分、他の人のようにはうまくいかないかもしれません。
うん、いかないでしょう。
評価もされないでしょう。
けれど生き残った。
それでいいんじゃないかなあ。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |