●『発達障害サバイバルガイド――「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47』(借金玉 著)より
うつの底という本当に厳しい状況でやるべきことは、常にひとつしかありません。
それは、「何もしない」ということです。
あるいは「横たわって眠る」ということです。
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うつの底で、今日も1日何もできなかった。
だとしたらあなたは、1日を雪洞の中で身を縮めて耐えるという最も重要な行動を間違えることなく完遂したのです。
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何もしないというのは、意思ある行動です
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本当にありふれた安い言葉ですが、それでもあなたはあなたのままでいいと僕は思います。
あなたが変わるべきだと、僕は決して思いません。
あなたのやり方やあなたの道具、あなたの環境を変えるべきなのです。
人生がうまくいかないとどうしても発生してくる自罰的感情、「自分が悪いのだ、自分が根本的に変わらなければならないのだ」というあれは、あなたを救いません。
あなたが幸せになってほしいと僕は心から思っています。
そして僕も、幸せになりたいです。みんなで幸せになりましょう。
そして人生を、生活を、やっていきましょう。
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【コメント】
発達障害でも鬱でもないけれど、生きるのが苦しいことがあります。
むしろ、そういう時間の方が多いです。
休日も仕事をしないとこなせなくなり、辛い日々が続いております。
そこにきて天候不良・低気圧のせいで、ものすごく具合が悪くなります。
心身へモロにダメージが来ています。
そういう時こそ、休まないといけない。
定年後に老化による病気を心配するより、1か月後に自殺しないようにする方がよっぽど大事です。
「何もしない」というのは強い意志・決意が必要です。
心身が辛い時、日本人はなかなかできません。
けれど、とても大切なことです。
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