2023年06月28日

「部分即全体」「全体即部分」

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●『大人の断捨離手帖』(やましたひでこ 著)より


東洋医学には、「部分即全体」「全体即部分」という概念があります。
「部分はすなわち全体であり、全体はすなわち部分である」という意味です。


私はこの概念に沿って、「目に見えない心の中は、必ず目に見える部分(住まい)に表れる」と考えています。  


家の状態には、心の状態が表れる。  
たとえば、家の中が荒れている人は、体調が悪い、あるいはストレスがいっぱいということです。
家を見れば、その人の心がわかるのです。  


家の中と心の中は、連動しています。
それを逆手に取れば、家の中を片づけることで、心や頭の中もスッキリ片づけることができます。感情や思考も整理することができます。


※※※


【コメント】


その人の家・部屋を見れば、その人の心の状態が分かるというのは頷けます。
職場の各人の机の上を見ても、それは分かりますね。なんとなく。


やはり、心の状態は表に出てくるものなのかもしれません。
顔の表情、姿勢、態度はもちろんですが、身の回りが整理整頓できているかにも表れる。


逆説的ですが、家や部屋、職場の机を綺麗にすると、心も引っ張られて良い方向に向かうかもしれませんね。


今月、私は書斎等の断捨離を慣行中。
もともとモノは少ない方でしたが、なかなか踏み切れていなかった部分にも手を加えています。
これに伴い、自分自身の心にも良い影響があれば良いのですが、さてどうなるでしょうか・・・。

Posted by kanzaki at 2023年06月28日 07:01