●『A PERFECT DAY(ア パーフェクトデイ) 生きるなら、最高の日を』(ボブ・トビン, 矢島麻里子 著)より
人は往々にして収入と自尊心とを結びつけてしまうのです。
作家のアン・ラモット氏は、その生き方を描いたドキュメンタリー映画の中で、誕生日に何が欲しいかと訊かれました。
それは彼女にとって答えるのが難しい質問だったようです。
戸惑った表情を見せた後、彼女はようやく答えました。
「必要なものはすべて持っているわ」と。
この言葉は私の胸を打ちました。
そして今でも、私の気持ちを楽にしています。
人口の半分近く─30億人以上─が一日2・5ドル未満で生活しているこの世界で、自分はもう十分豊かではないのか?
そう気づかせてくれたからです。
私は「自分の人生は豊かだ」「今自分が手にしているもので十分だ」と思うことにしました。
やみくもにお金を欲しがったり、嫉妬心を抱いたりするのはやめようと決めたのです。
「自分は豊かだ。必要なものはすべて持っている」と自分に言い聞かせたら、何が起こるでしょうか?
より自信にあふれ、より幸せを感じ、人にもっと寛容になれるはずです。
あなたはお金がいくら必要ですか?
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【コメント】
お金がいくら必要かという質問。
ここ数年、老後の資金2,000万円という数字が独り歩きしていますね。
確かにお金は必要なのですが、それで心が満たせるかは別だったりしますよね。
私はお金そのものより、健康が一番だと思っています。
そして、肉体の健康を維持するには、心の健康を意識しないといけません。
その心の健康を維持するには、良好な習慣の継続が大切だと思います。
どういう習慣がベストなのかは、人それぞれでしょう。
少なくとも、物欲とは真逆のところにあるとは思っています。
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