●『キミは、「怒る」以外の方法を知らないだけなんだ』(森瀬 繁智(モゲ) 著)より
ある言葉に一文字入ることで、途端に人は怒り、争いごとに発展してしまいます。
その一文字とは「ま」です。
人にはそれぞれ〈違い〉があります。
性別が違ったり、生まれた国や環境が違ったりすれば、考えや行動に違いが生まれます。
違いがあるのは悪いことではありません。
だから、「あの人はちがっている」ということだけで揉め事は起こらないんです。
でもそこに「ま」が入るとどうでしょう。
「あの人は〈ま〉ちがっている」となると、途端に相手を正そうとし、変わらなければ怒りがわき、争いごとにつながってしまいます。
自分が「正しい」と思っていることを「間違っている」と言われれば、怒りがわいてくるのは当然です。
でも、それを「違い」と捉えれば、相手の方にも正しさがあるのがわかって怒りはおさまります。
さらにはお互いの「違い」を理解できればわかりあえて、そこに愛が生まれるんです。
人と人とがお互いの違いを認め合い、尊重し合えばこの世から争いはなくなります。
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【コメント】
怒りの根本はこれなのかもしれませんね。
「間違い」と「違い」は、随分と違うものです。
どうやって穏やかに暮らそうかと思っていました。
そのキーワードみたいなもの、心のなかで繰り返し言えるものを探していました。
その答えのひとつがこれのように思えるのです。
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