●『東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法』(山口 真由 著)より
1回目から3回目までかけて行った全体像の把握は、言わば輪郭線を書くようなもの。
4回目と5回目で行ったキーワードの把握によって、輪郭線の内側に大まかな絵を描きます。
さらに、6回目と7回目の内容把握で、輪郭線の内側の絵を詳細にしていくのです。
ここまでを終えたら、「絵」ができあがっていると考えていいでしょう。
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心の中であれ、音読の致命的な欠点は、読む速度を落としてしまうこと。
繰り返しているように、ゆっくり一読するよりも、流し読みを2〜3回するほうが、ずっと頭に定着しやすいのです。
頑張って読むよりは、理解できていないことを気にせずに、流し読みするほうが、最終的にはゴールへの近道といえます。
「7回読み」は、「理解しようとしない」ことがポイントだと言いました。
ただ目に映していくだけでいいのですから、音読する必要もないのです。
その上で、目からの情報一本に絞る。それが、結局は集中力をアップさせることにつながり、頭に入りやすくなるのです。
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特に試験前などにしっかり内容を覚えたいときは、書く作業を加えるとよいでしょう。
それが、「読みながら書く」という方法です。
読むスピードをできるだけ落とさないよう、文字の乱れを気にせずにどんどん走り書きをします。
キーワードや、目に付いた語句をランダムに書き出しましょう。
これは、あとで見直すための「ノート」ではありません。
手を動かして、脳に情報をきちんと定着させるための「メモ」です。
ですから、捨ててしまっても構いません。
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【コメント】
勉強のできる人は、その人なりの勉強法(勉強の習慣)というものがあります。
この「ただ7回、同じ本を読む」というのもそうなんでしょう。
勉強への取り組みの際にハードルが低いから、やりやすいですよね。
年齢とともに、勉強の取り組みが億劫になったり、取り組んでも遅々として進まないので困ってました。
ひとまず、この方法でやってみようと思います。
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