神崎のナナメ読み

「どうにかできる苦」とは

●『「諦める」から始める生き方: 正しく諦めると人生は楽になる』（涼天ユウキ 著）より）

お気づきになった方もいるかもしれませんが、生きる上で起こる物事のほとんどは「どうにもならない苦」です。
人生一切皆苦という言葉がありますが、本当に人生は「どうにもならない苦」のオンパレードといえます。

では反対に、どうにかできる苦とは何でしょう。

基本的に、「どうにかできる苦」は自分の行動が原因で起こった苦のことです。

「行動」というと体を動かすことというイメージがありますが、ここでは考えることや意識を持つこといった内面的な活動も含みます。
どのように体を動かすか、物事をどのように見聞きし、どう解釈するか――これらの行動によって生まれた苦は、基本的に「どうにかできる苦」です。

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ここで実践できることとは、基本的に「自分自身の行動」のみ。
つまり、自分自身が何らかのアクションを起こしたり、自分自身が受け取り方や考え方を変えたりするということです。

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【コメント】

結局、切り札は「自分」なんですよね。

最終的には、「自分が納得し、自分が決めて、自分が行動」するしかありません。
その案件の内容によっては、とても怖いことなのですけれどね・・・。

自分で決めて行動したからと言って、必ずしもそれが正解だとは限りません。
間違っていたら修正が必要です(時間がかかる)。
それでもやっていくしかないのが現実です。

けれど、自分の生き方に責任を持って生きるには、仕事でもプライベートでも、そういう考えが必要ではないでしょうか。
切り札なのですから。