神崎のナナメ読み

朝の掃除

●『脳をパッと目覚めさせる朝の習慣８選: 朝活で朝の時間を有効活用！ 幸せな生き方』（谷崎　玄明 著）より

・掃除

最初にご紹介する朝の習慣は掃除です。
取り入れやすさも高く、万人に推奨できる習慣です。

掃除と集中力の関係を述べますと、掃除していない部屋において勉強しても、散らかっている物のせいで集中力が低下するという研究結果（プリンストン大学による研究）も出ています。

これは、わたしたちの脳が秩序を好み、無秩序な状態が常に目に入り続けると、認知資源が枯渇して集中力が低下するという原理です。
これについては研究結果を聞くまでもなく実感しているところも多いと思います。

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今回、机の上について述べましたが、これは部屋全体や、家全体についても同じです。
散らかっている部屋や家はそれだけで集中力を下げてしまい、幸福度すらも低下させます。
掃除や片付けの後回しという習慣は、いわば最悪の習慣です。

こんな最悪の習慣を断ち切る方法はひとつ。
朝に掃除を行うことです。
なぜ夜ではなく朝か。
それは、先ほども述べたとおり朝に集中力を高めて過ごすことが出来れば、一日中集中力を高めたまま生活することが出来るからです。

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朝に掃除をすることによって、その後の一日は、部屋や机の上を散らかさないように「気をつけて」生活するようになります。

朝に掃除して心地良い感じを覚え、その後一日中それを維持するための行動を心がける。
そのために、朝、掃除をするのです。掃除するなら昼でも夜でもなく、朝なのです。

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【コメント】

朝に掃除をするというのは気分的にも良いものです。
私自身、会社の自分のデスクまわりも、朝のスキマ時間にキレイにします。

その中には、「不要になった書類の処分」も含まれます。
一度にやろうと思うと、とてもじゃないですができません。
少しずつです。

大抵の紙の書類は、捨てることができます。
理由は、既にスキャナでPDF化・JPEG化しているか、テキスト化しているからです。
だから、一定期間が過ぎたら(or データ化したそのすぐ後から)、処分ができます。
そういう習慣は日頃から実践しておくと良いですよ。

そういったデジタル化したものは、EvernoteやNotionのようなデジタルノートアプリで管理すると良いです。
時系列で、尚且つ、どうしてこのデータが必要だったかが分かるからです。

そういったデジタルノートアプリが会社で禁止されていたり、単に苦手だったら、WordやExcelに貼り付けるのも一つの手です。
やろうと思えば、EvernoteやNotionのような運用も可能です。