●『ドーパミン復活早起き法【対話版】: 「最高の目覚めと深い睡眠」「最高の気分と活力」を手に入れる最短ルート案内』(Jeg 著)より
先生
簡単に言えばドーパミンは「何かを得たい」と思った時に人間を行動へ導くホルモンだな。
例えば空腹の時に目の前へごちそうが運ばれてくればほとんど無意識に手が伸びるだろ。
この時、ドーパミンが一気に分泌されて「ごちそうを手に入れろ」と脳が指令を出しているんだ。
青年
なるほど。
欲求がトリガーとなって分泌されるんですね。
先生
簡単に言えばドーパミンは「何かを得たい」と思った時に人間を行動へ導くホルモンだな。
例えば空腹の時に目の前へごちそうが運ばれてくればほとんど無意識に手が伸びるだろ。
この時、ドーパミンが一気に分泌されて「ごちそうを手に入れろ」と脳が指令を出しているんだ。
青年
なるほど。
欲求がトリガーとなって分泌されるんですね。
ドーパミンが枯渇することなんてあるんですか?
先生
ああ。
もちろん個人差はあるが、人間が一日に分泌できるドーパミンの量には限りがある。
「枯渇」って表現が適切かはわからないが、いずれにせよ使えば使うほど減少していくことは確かだ。
イメージとしては朝フル充電されたドーパミンを少しずつ使用しながら一日を過ごし、寝る頃には限りなく0に近い状態になっているって感じだな。
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先生
もちろん夜に生産的な活動に打ち込んで充実した気持ちで眠りにつく人も多いんだろうが、基本的に夜の時間は消費行動に充てられやすいから結局翌日には何も残らないことが多い。
青年
消費行動ってなんですか?
先生
簡単に言えば既存の娯楽をむさぼる行動のことだな。
お酒を飲むとかお菓子食べるとか娯楽目的でネットサーフィンするとかまとめサイト見漁るとか性的なコンテンツを閲覧するとかゲームするとか動画視聴するとかTikTokひたすら見るとかTwitterでどうでもいい芸能情報見漁るとか、要するに誰かの手によって生み出されたものを自分が気持ち良くなるためだけに消費する行動だと思ってもらえば概ね間違いないだろう。
お前の場合朝はギリギリまで寝てそのまま出社して終業時刻間近には娯楽で頭がいっぱいになってて帰宅後は寝るまで消費行動に時間を費やしてるだろ。
あとで詳しく説明するが、人間の脳は疲れていればいるほど消費行動を求めるようにできている。
つまりどこかでライフスタイルを見直さない限り、お前の生活はこれからも「仕事→消費行動」のローテーションで一生を終えることになるってことだ。
青年
要するに早起きしろってことですか?
先生
その通り。
先に結論から話すが、仕事以外の自由時間で自己研鑽に励むなら朝がベストだ。
朝はドーパミンが復活してアデノシンが除去されてるから生産行動に充てやすい。
また、早起きを習慣化すれば夜の消費行動に使用するドーパミンを節約できるし、出勤前の焦りで無駄に分泌されるコルチゾールも温存できるから、やる気に満ち溢れストレスに耐えられるメンタルが手に入る。
そして早起きをするためには6時間以上寝て二度寝はせずスパッと起きることが重要。
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【コメント】
仕事以外、消費コンテンツばかりに手を出していると、何も残らないのは実感としてわかります。
消費して、そのあとそれを元にアウトプット、生産行動、創造行動するのが良いのかなと。
例えば、単に読書するだけではなく、それを仕事に活かすとか、ブログやSNSに感想を書くとか。
そういう方が、充実していくように思います。
平日、仕事から帰宅した後、アウトプット、生産行動、創造行動はなかなかできないですよね。
個人的には、朝にやるのが良いと思います。
しかも、毎日やる。
毎日行うルーティンというのは、あんまりヘビーだと続きません。
体感的には、15分以内で可能なものがよいかなと。
そういうものを複数個みつけて、朝に行うというのが長続きすると思います。
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