2024年04月08日
「がん」にならない生活習慣
●『難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください！』（水上治, 大橋弘祐 著）より
「そこで本題にはいるのですが、がんは予防できるのでしょうか？」
「ある程度できると思っていい」
「ある程度ってどれくらいですか？」
「ハーバード大学の論文だと、がんの原因は、たばこが30パーセント、食事や肥満が30パーセント、運動不足が５パーセントと言われている。
だから、たばこと食事と運動に気をつければ２／３は防げると思っていい」
「２／３しか防げないんですか。まずいじゃないですか。どうするんですか」
「さっきから言ってるとおり、がんは定期的に検診を受けて、早期発見すれば完治する場合も多い。
だから、しっかり予防してがんにならないようにする。
それで定期的に検診を受け早く見つけて治す。
そうやって２段構えで対策をすれば、がんで死んでしまうことはほとんど防げるの」
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「たばこは１日１箱を、20〜30年吸ってると寿命が10年短くなるといわれている。
食生活を変えるのは、なかなか難しいけど、たばこをやめるだけで、がんになる確率を30パーセントも減らせるんだもん。絶対やめたほうがいい」
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「あと、たばこを吸ってると肺がんになりやすいとみんな思っているけど、肺がんだけでなく、舌がん、咽頭がん（鼻の奥から食道の入り口のがん）、喉頭がん、食道がんにもなりやすい。要するに煙が通るところががんになる。
ちなみに、舌がんは読んで字のごとく、舌のがんで、手術でとるとしゃべれなくなる」
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［まとめ］
・たばこと食事と運動不足に気をつけて生活すればがんの２／３は予防できる
・たばこは肺がんだけでなく、舌がん、咽頭がん、喉頭がん、食道がんのリスクを上げる
・たばこは副流煙も危険。家の中では吸わないようにする
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「食品に関しては理想を言ったらきりがなくて、現実にできる範囲で何かを選択しなければいけない。
そうすると、無農薬野菜は手に入りにくいし、カビは良くない。
でもバランスのよい食生活をしなければいけない。
だったら、多少農薬や添加物を使っていても、気にせず野菜や果物を食べたほうがいいというのが私の考え」
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［まとめ］
・カビを口にするのは危険なため、農薬を気にせず野菜や果物を食べていい
・食品添加物は厳しい規制の下に使われているので、特に気にしなくていい
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【コメント】
どんなに有名になって大金持ちになっても、重い病気になったらそれらが帳消しになってしまうぐらい辛いものだと思います。
幸い、私はまだ重い病気になっていません。
治療ではなく、予防でいい。
日常習慣として、病気にならない生活をするのが一番ではないかと。
そうすれば、精神的にも金銭的にも助かります。
割と上記のことって、当たり前のことに聞こえます。
けれど、その当たり前ができにくいのが現代人です。
私自身は地味な生活を過ごしていますが、重い病気にならずに普通に過ごせるのが一番の幸せではないかと思います。