2024年04月09日

がん予防の為に「肉」と「塩」を控える

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●『難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください!』(水上治, 大橋弘祐 著)より)


【がんの原因になるは「肉」と「塩」】


「では次に、がんを予防する上で食べないほうがいいものってありますか」


「食べてはいけないものっていうのは基本的にはないんだけど、食べる量を抑えたほうがいいものもある。
たとえば肉。
一般的には、一週間で500グラムくらいに抑えたほうがいい。
だから肉を食べる日を週に2〜3日くらいにする」

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「もともと、日本人には肉を食べる習慣はなかった。
ところが食生活の欧米化が進んで、肉を食べる人が増えた。
でも、日本人の体は欧米人と違って肉を消化しづらい。
だから近年、大腸がんになる日本人が増えている。
男性だと肺がん、胃がんに続いて3位だし、女性は1位だからね。
ちなみに乳がん、前立腺がんも増加傾向にあって、これも食生活の欧米化が要因と言われている」

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「そうだね。肉の替わりに魚や大豆などでたんぱく質を摂りたい。
ちなみに魚に含まれている不飽和脂肪酸(DHAやEPA)は発がんリスクを減らす。
日本食には肉がなかったから、日本人に大腸がんや乳がんはアメリカなんかに比べて少ない」

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「じゃあ、日本人が一番、気にしなければいけないのは、どんな食べ物なんでしょう」


「塩だね」


「塩……、ですか」


「そう。塩分を摂りすぎると胃がんになるリスクが上がる。
和食はバランスが取れていて非常に健康的なんだけど、唯一の欠点は塩分が多いこと。
日本人は世界的に見ても塩分をかなり多く摂るから、胃がんになる人が多い。
逆にアメリカ人は塩分をあまり摂らないから胃がんがほとんどいない」

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「国内でも、偏りがあって、漬物、魚の干物を多く食べる秋田県、山形県、新潟県などの東北の日本海側に胃がんは多い。
逆に九州や沖縄は低いね」

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「どれくらいにおさえたらいいのでしょう?」


「厚労省が発表した2013年の1日当たりの平均塩分摂取量は、男性で11・1グラム、女性で9・4グラム。
それで目標値は男性が8・0グラム未満、女性が7・0グラム未満」


「いまより、1/4くらいは減らさないといけないってことですね」


「でも、実はね、世界保健機関(WHO)は5グラム未満を推奨しているの。
つまり日本の目標値は世界の目標値よりだいぶ甘いということ。
それだけ島国の日本は塩分と関係の深い食生活が定着してしまっているの。
塩分を摂りすぎると、胃がんだけじゃなく、高血圧になって心筋梗塞や脳卒中にもなりやすいから、気をつけたほうがいい」

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「基本的には減塩を心がけるしかないんだけど、塩分を減らすために、汁物はだしを濃くして薄味にする、野菜や果物に多く含まれているカリウムは塩分を体内から排出するから極力摂るようにする。
あとは水を飲むとかして工夫すること。
それと、胃がんは、喫煙による影響もあるから、塩辛いものが好きな人は、たばこは絶対吸わないようするとか、がんリスク全体で考えるようにしたほうがいい。
あとはピロリ菌を検査すること。ピロリ菌に胃が感染するとがんのリスクが大幅に上がるからね。
絶対、病院で検査してもらったほうがいい。」

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「先生が『これだけは口に入れない』と決めているものはありますでしょうか」


「マーガリンは絶対食べないね。
液体の植物油を無理に固めてトランス脂肪酸を作っているから。
私は自然食品のバターにしている」


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【コメント】


文中に出てきた新潟に住んでいますが、確かに塩分は多く口にしているだろうなあと感じています。


本には、「ほどほどの飲酒」は問題ないと書かれていますが、新潟県人が「ほどほど」で済むわけがありません。
それに、ツマミも楽しみのひとつですから、これで塩分も増えてしまう。


私は、お酒は飲まないし、タバコも吸わない。
肉料理も殆ど口にしません。
しかし、甘いものが好きだから、これは改善が必要です。

Posted by kanzaki at 2024年04月09日 07:03