2024年04月14日

映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』の感想〜観客は若い女の子ばかり

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●映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』 公式サイト


アニメーションディレクター:黒川智之
原作:浅野いにお
シリーズ構成:吉田玲子
声:幾田りら、あの


【あらすじ】
地球外からの侵略者が日常に溶け込んだ世界で青春を謳歌する少女たちの姿を描いた浅野いにおの同名コミックをアニメーション映画化した2部作の前編。

3年前の8月31日、巨大な宇宙船「母艦」が突如として東京に襲来し、世界は終わりを迎えるかに見えた。
その後、絶望的な状況は次第に日常に溶け込み、上空に母艦が浮遊する異様な光景が当たり前となっていた。
そんな中、女子高生の小山門出と「おんたん」こと中川凰蘭は、担任教師の渡良瀬や仲の良い友人たちとともに何気ない学生生活を送っていたが……。

2024年製作/120分/日本
劇場公開日:2024年3月22日



映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』本予告解禁!【前章3月22日(金)・後章5月24日(金)全国公開】


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【感想】


劇場へ行ったら、10代後半以上20代前半未満の女の子ばかりでした。
完全にアウェーでした。
幾田りらさん、あのさんのファンでしょうかね。


お二人共めちゃくちゃ、声の演技が上手いです。
エンディングで名前が出るまで、普通に声優さんが演じているのだと勘違いしていました。
そういや最近、二人で情報番組の芸能コーナー等に出ていましたが、この映画の番宣だったのですね。


浦沢直樹先生が、「ビッグコミックスピリッツ」で「20世紀少年」等を週刊連載で描いた感じのテイストだなあと思いました。
話しの進み方が週刊連載漫画的だなと。
そうしたら本当に、「ビッグコミックスピリッツ」で連載していて、100話で完結していた作品だったのですね。
これはなるべくネットで情報を収集せず、5月公開の後章に挑みたいと思います。
ネタバレ回避。


東京サブカル系作品と言えばよいのでしょうか。
絵柄も、美形に普通に描けるところをあえて昭和テイストにしているところも、東京サブカル系な印象。
私には、かなり昔に金曜ロードショーでやってた「V ビジター」に近い印象も受けました。


現代パートは、空にUFOが飛んでいるだけで、それ以外は基本的に日常生活が淡々と進む形なのですね。
なにせ、敵は攻撃してきませんから。


かなりの時間を割いていた、主人公2人の小学生時代の回想(?)の方が、主体的に登場人物が動いているので見応えがあったなあと思いました。
こちら主体でお話しを作ると、それはそれで多分、原作クラッシャーと言われるから無理ですよね・・・。


ラストの宇宙人がたくさん墜落していく映像はインパクトありましたね。
眠くて意識が飛んでいたのですが、この映像で目が覚めました。


今後、バトル物になるとは思えないし、どうやって主人公たちの活躍を描くのかが気になりますね。
あのドラえもんテイストの秘密道具を使って戦うのか?


宇宙人が人間の体を乗っ取っているようなシーンがありましたが、どんどんそういう方面に展開していくのか?
主人公のお父さんが行方不明になっているのも、そっち方面に絡めるのか。


とにかく5月公開の後章まで、ネタバレ回避で行こうと思います。

Posted by kanzaki at 2024年04月14日 19:36