●『イェール大学人気講義 天才 〜その「隠れた習慣」を解き明かす』(クレイグ・ライト, 南沢 篤花 著)より
【走る、歩く、エクササイズ】
創作の壁にぶち当たっている?
それなら、スニーカーを履いて外に出て、3キロほど走ってくればいい。
これは2014年の『ガーディアン』紙の記事に書かれていたアドバイスで、創造力と運動の関係についての最近の学術研究の結果を伝えたものだった。
実際、複数の神経学者や心理学者が行った最近の研究で、運動量を増やすと、ウォーキングでさえ、認知機能とともに発散的思考と創造力が向上することが指摘されている。
だが歴史を通じて天才は、すでにこのことを知っていた。
意識的にか、そうでないかは別にしても。
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ランニングマシンでエクササイズを行うのなら、モニターの電子表示はすべて無視しよう。
屋外に行くなら、フィットビット(スマートウオッチの事)は外していこう。
路上で集中力を要すると、それが創造力の邪魔になるのだ。
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さあ、本書の天才から私たちが学ぶ最後のレッスンは、自分で日課をつくり、しっかりと集中できるよう四方に壁のある安全なゾーンを用意して、さらに効率良く、生産性を高めること。
オフィス、あるいは書斎、あるいはアトリエに着いたら、黙考できる場所と時間を確保しよう。
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学生の一人がこんな意見を述べてくれた。
「この講義の最初の頃は、私も天才になりたいと思っていました。
でも今は、どうかわかりません。
だって天才の多くは強迫観念に取り憑かれているし、自己中心の嫌な奴だから――友だちとかルームメイトになりたい相手じゃありません」。
強迫観念に取り憑かれた自己中心的人間。
的を射ている。
天才の習慣から得られるものはあるが、そういう人が周りにいたら、気をつけなくてはいけない。
天才のもとで働くことになったら、ひどく叱責されたり、いじめられたりするかもしれない。
そして仕事を失うかもしれない。
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【コメント】
ミステリー作品の主人公って、私達が想像する天才そのものですよね。
ものすごい推理力がある一方、ものすごく奇人変人。
この本では、現実の世界の過去からの現代までの天才(学校の教科書に乗るような人物)の生態を紹介しています。
現実の世界の天才はやはり、「面倒くさい人」のようです。
大抵、天才は毎日、決まった習慣というものを持っています。
ルーティングにして生活の中に取り入れている。
そういう習慣の中で、「走る、歩く」は良いようです。
但し、タイムを競うような鍛え方のためではありません。
思考を整理したり、物事を考える時間としてです。
徒歩通勤している私のような人間には、そういう孤独になれる時間は貴重です。
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