2024年07月15日

伝えたいことを事前にメモに書いておく

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(「NIPCOM 第15回プラモデル展示会」の模様)

●『精神科医が教える ストレスフリー超大全――人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト』(樺沢 紫苑 著)より


日本人の多くは、人の目を気にして生きていると思います。
ある調査によると、「多数派の意見に流されやすいほうだ」と答えた人は、全体で30.7%。30代女性では、41.0%にも及んでいます。

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人の意見に流され、人の意見に従って生きるのをやめるにはどうすればいいのでしょうか。
まず、人によって「言うこと」がまったく違うことを知っておきましょう。

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誰もが、自分の価値観で、自分の意見や考えを好き勝手に述べて、あなたに押し付けてきます。
その種々雑多な意見に迎合するようにやっていくと、こっちにもいい顔をして、あっちにもいい顔をしなければいけません。
しかし、現実的にはそんなことは不可能です。

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あなたの周りの人は、あなたに「ああしたほうがいい」「こうしたほうがいい」と適当なことを言いますが、その通りに実行して大失敗したとしても、誰も責任はとってくれません。

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他人の意見は、あくまでも「参考程度」に聞くにとどめましょう。
最終的に、あなたの人生は、あなたが自分で決めるべきです。

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重要なのは「自分の意思をきちんと持つ」ということ。
「自分のやりたいことを明確にする」こと。


自分のやりたいことが明確になっていないから、他人の意見に惑わされるのです。
自分のやりたいことが100%明確になっているなら、他人の意見など気にならなくなります。
自分の進みたい道に向かって、一直線に進むだけです。


ですから、まずは自分がどう生きたいのか、何をしたいのか、どこに進みたいのかを、普段から自問自答しておくことが必須なのです。

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自分の考えを明確にするためのトレーニングが、アウトプットです。


アウトプットとは、「話す」「書く」「行動する」です。
言葉に出すことで、思考、思索は前に進み、実際に行動することで、その考え、判断がよかったのか、悪かったのかも明確になります。


自己洞察力を鍛えるおすすめのトレーニングは「日記を書く」ことです。
今日あった楽しかった出来事を文章として表現するのです。


自分のノート、日記帳に書いてもいいですが、SNSに投稿することで、さらに効果は高まります。
他人が見る、他人に批判されるかもしれない緊張感が、あなたを真剣にし、アウトプットの効果を高めるのです。

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よく患者さんで、「先生の前に座ると、緊張して、言いたいことが言えません」と言う人がいます。
そんな人には、「伝えたいことを事前にメモに書いてきてください」と言います。


実際に患者さんはメモに書いてくる。
「それを、そのまま読んでください」と言うと、患者さんはそれを読みます。


こうするとどんな患者さんでも、緊張や圧力に負けずに、伝えたいことをストレートに伝えられるのです。


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【コメント】


案外、会社の仕事でも、多数決の流れに沿って実行したら、大惨事になったなんてことはあります。


自分が一番専門家なのに、自分の意見を言わなかったが故に大変なことになった。
方向性は多数決の内容で良いけれど、その実行方法に自分の意見を組み込まなかったせいで、時間だけが無駄にかかった。
そんなこともあるかと思います。


「伝えたいことを事前にメモに書いておく」というのは、とても現実的なライフハックだと思います。
会議の流れの中、なあなあになってしまい、伝えたいことが伝えられなかったなんてことはありますから。

Posted by kanzaki at 2024年07月15日 14:02