●『人生の流れが美しくなる 禅、「お金」の作法』(枡野 俊明 著)より
物事に白黒や優劣をつけない。
二元的な見方をしない。
これが禅の基本的な考え方です。
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もしも白黒や勝ち負けをつけ続けたとしたら、その行為は延々と続いていきます。
人生のすべてが白で、すべてにおいて勝つことなどないからです。
そう考えれば、白黒をつけるということは、まったく人生にとって、そして幸福感にとっては無意味であることがわかるはずです。
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とはいえ、やはり白黒をつけるという心は完全になくすことは難しいものです。
そこで一つのアドバイスをしましょう。
これだけは誰とも比べない。
このことに関しては自分のなかで白黒をつけない。
そんなものを持っておくことです。
たとえば、仕事の成果だけは白黒をつけたい。
同僚には後れをとりたくない。
しかし、給料の査定に関してはどっちでもいい(以下、具体例略)。
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あなたにとって「どっちでもいいこと」。あなたにとってはさほど重要だと思わないこと。それを探してみてください。
そしてその部分だけには、白黒をあえてつけないで放っておくことです。
もしも相手が白黒をつけようとしたら、あなたのほうから負けてあげればいい。
穏やかな気持ちで負けてあげればいいだけのことです。
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お金がたくさんあればあったでいいかもしれません。
お金が少ししかなければないでそれもいいのではないでしょうか。
人生のなかでそれは大した問題ではないからなのです。
本当に大切なことは、自分自身が自分だけの人生を歩くということです。
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【コメント】
あなたのほうから負けてあげればいい。
これができるかできないかで、人生の明るさが違うように思います。
白黒をあえてつけないで放っておいたり、こちらが折れた方が物事がうまくいくことは多いです。
下手な感情で反発するより、ずっと合理的、紳士的です。
「けど「でも」で始まる言葉を口にしそうになったら、「ここは、あえて負けてもいいんじゃないか?」と自問自答してみると良いように思います。
少なくとも、感情で暴走する前に一旦、フィルターができますから。
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