2024年11月18日
大地黄金
●『整える――心のストレスを消す練習』(枡野 俊明 著)
「隣の芝生は青い」という言葉があります。
みなさんもご存じだと思いますが、自分の家の庭に立派な芝生があるのに、隣家の庭の芝生のほうがさらに青々としている気がする、つまり、他人のものは何でもよく見える、という意味です。
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自分が活躍できる場は「どこか」にあるわけではありません。
自分がいるその場を活躍できる場に変えていく以外にないのです。
禅語に「大地黄金」というものがあります。
黄金の大地があるわけではない、努力によって、自分が立っている大地が黄金に輝くように変わるのだ、ということを言っています。
いまいる場所を疎かにして、脇見をしたり、よそ見をしても、輝く場所など見つかるはずがないのです。
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永遠に「他に活躍の場があるはず……」ということになって、いつまでたっても悩みから抜け出すことはできません。
自分を輝かせるには、居場所をつくることです。
仕事やプロジェクトにとって、必要不可欠な人間になること、といってもいいでしょう。
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どんな仕事であっても、そこに自分なりの工夫を加えていくことはできます。
ひとつ工夫を加えることは、そこに自分の�狄Л瓩鯊任曾个垢箸いΔ海箸任后�
ふたつ工夫を加えれば、色合いはまた濃くなるでしょう。
その積み重ねが、いつか、「彼（彼女）がやると同じ仕事でも、ひと味もふた味もちがう。これは彼（彼女）でなきゃダメだ」というところにあなたを押し上げるのです。
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禅語に「随処に主と作れば、立処みな真なり」というものがあります。
どんな場でも自分が主体になったら、そこは活躍の場となり、自分が輝いてくるのです。
主体になるとは、自分の色合いを出していくことだ、と言っていいでしょう。
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【コメント】
大地黄金・・・ナウ◯カですね、分かります。
隣の芝はいつも青く、花はいつも赤い。
誰だってそう見えてしまうものです。
結局、自分の芝や花は、自分で手入れしていかなければなりません。
そうやって、粛々とやっているのが、案外近道なんだと思います。
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今年の健康診断は、オールAでした。
自分が一番驚いています。
今までと体調的に何が変わったのか、正直、よく分かりません。
けれど、実際に改善していました。
体に良いことを粛々と毎日実践していたおかげです。
他人の健康をうらやむより、自分で自分の体質を改善する方が手っ取り早いし、現実的でした。
今後もそうやって、いろんなことを実践していきたいと思います。