4月30日に新潟のテレビ局にて、「平川地一丁目×海陽中学校 〜春が告げる出会いと別れを〜」という番組がオンエアされました。
今日はその番組について語りたいと思います。
まずは「平川地一丁目とは何ぞや?」という人もいるかもしれませんので、ちょっとご紹介を。
龍之介(15)、直次郎(13)による兄弟ユニット。
新潟県佐渡島在住。
平成12年、父の影響でギターを弾き始めた龍之介が佐渡島内の年末カウントダウンイベントに参加するため、直次郎を誘い、2人で練習を始める。
14年、ソニー・ミュージック・オーディションでデフスター・レコーズ賞を獲得。
15年3月、5曲入りのインディーズ盤「七つのひらがな」を発売。
同11月、シングル「とうきょう」でメジャーデビュー。
以前、神ナナでも、ちょこっと書いた事があります。
http://kanzaki.sub.jp/archives/000055.html
兄の龍之介君が、この3月で中学を卒業するので、同じく中学を卒業する人達と気持ちを共有するライブをやりたいと、「卒業ライブ」を企画しました。
250校の応募の中から、鹿児島県・下甑島の海陽中学校を選びました。
全校生徒は僅か28人で、今年度の卒業生は6人の女の子達です。
下甑島には高校は無く、中学を卒業すると親元を離れ「島発(しまだち)」をします。
平川地一丁目の二人も、佐渡島の島っ子。
島発の背中を押しに来てくれました。
鹿児島県より船に揺られて2時間半の午前10時30分、下甑島の手打港へ到着しました。
港では、3年生の6人と校長先生、島の人達に迎えられました。
そこから5分ぐらい車で行った先が、海陽中学校です。
道中、車の窓ガラスからは、手打港が見えました。
この港は、釣りバカ日誌のロケ地として使われたこともある場所です。
龍之介君、船酔いのせいか気分が良くないみたいです。
中学校へ着くと、全校生徒28人で出迎えました。
二人は、ギターケースをその小さな身体で抱えて歩み寄ってきます。
二人の控え室は、校長室です。
ここで卒業生6名と、今回の進行説明を聞きました。
卒業生の「ありがとうございます。宜しくお願いします」と云う言葉に緊張感が感じられます。
二人は本番直前も、ギターの練習をしていました。
しばらくして直次郎君は、落ち着きが無くなり、校舎内をうろうろとしていました。
さて、会場へ出発です。
自分達の曲が流れる中、体育館へ足を進めました。
在校生達が拍手をします。
一番前には、卒業生6名が横一列に座り、その横に二人も着席しました。
校長先生が「応援証書」を卒業生と平川地一丁目へ渡しました。
証書は、先生が一枚一枚、手書きで応援メッセージを書いたものです。
龍之介君は呼ばれ、体育館の舞台上にいる校長先生の前に立ちました。
「あなたは受験で忙しい中で創作活動をされ、人を和ませる曲を世に出してくれました。これからも、懐かしい、郷愁を思い起こさせる曲を創ってくれることを祈っています」
と伝え、証書を渡しました。
直次郎君へは、
「巧みなギターと甘い声で名曲を奏でてくれます。いつまでも、人々の心を和ませることでしょう。今日は、ライブをしてくれて感謝しています」
と証書を渡しました。
次に在校生1年生から、卒業生への言葉です。
悩みを分かってくれた先輩に対して、夢へ向かって頑張りましょうと伝えました。
卒業生6名が、島発に際しての朗読をしました。
喧嘩も少なくて仲が良かった。
皆と離れるのがさびしい。
けれど皆に感謝。
たくさんの友達を作って、勉強をして頑張りたいと思う。
お父さん、お母さんには、これからも迷惑をかけるかも知れないけれど、宜しくお願いします。
そして最後に、平川地一丁目から卒業生への言葉です・・・・・が、今日はここまで。
続きは、また明日。
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