2008年10月07日

映画「感染列島」は、旧新潟市民病院でロケをしました

●妻夫木も唖然! 防護服だらけの「感染列島」会見は無菌状態!?
http://news.ameba.jp/entertainment/2008/10/18563.html

2日、人類最大の危機到来を描く衝撃の話題作「感染列島」の製作報告会見が開かれ、主演の妻夫木聡、檀れい、国仲涼子、ダンテ・カーヴァー、藤竜也、瀬々敬久監督、平野隆プロデューサーが登場した。
この会見、かなり異なる趣向が。なんと、スタッフ・キャストが劇中の衣装をまとっていただけでなく、記者もカメラマンも、すべての取材陣が防護服を着て、無菌室状態を模した会見場に集う形で行われたのだ。明らかに異様な光景に、妻夫木は驚きながら「みなさん、真面目ですね」と苦笑い。
企画書1枚のみで発表されたカンヌ国際映画祭では、斬新な内容と衝撃的なストーリー展開で、一気に注目を集め、完成前から買い付けオファーが殺到した「感染列島」。タイトルの示すとおり、未知のウィルスによって感染爆発が起こった日本を舞台にしたウィルス・パニック・ムービーだ。ここ数年のうちにも新型ウィルスが発生すると言われているいま、描かれる世界は、まさしく、ここにある危機なのである。


●映画の魅力に感染の恐れ? 「感染列島」防護服会見
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008100501000167.html

新型ウイルスの感染爆発を描くシミュレーションパニック映画「感染列島」(来年1月17日全国公開)の製作報告会見が東京都内のホテルで開かれ、妻夫木聡や檀れい、藤竜也、国仲涼子、ダンテ・カーバーらが出席。早くから作品の魅力に感染しては身が持たないためなのか、報道陣・スタッフ全員に防護服着用が義務付けられた。
壁一面がビニールで覆われた会見場に、出演者たちも劇中衣装の白衣や防護服で登場。白いつなぎの簡易防護服姿の記者たちを見渡し、妻夫木は「みんなまじめだなあ」とニコニコしながら感謝。檀も「うれしいです。同じ気持ちになれてるんじゃないかなと思います」と喜んだ。
撮影は、新潟市内で移転のため廃屋になった病院などを使って行われた。第1感染患者を診察する救命救急医を演じた妻夫木は「(医療に)実際に使われていた独特な空気が、緊張感や臨場感を与えてくれていたと思う」と振り返った。


●映画『感染列島』公式サイト
http://kansen-rettou.jp/

・「感染列島」公式サイト内の記者会見レポート(とても詳細です)
http://kansen-rettou.jp/report/index.html


なかなか面白い趣向で記者会見が行われたようですね。
この映画を神ナナで取り上げた理由は一つ。
それは、映画の撮影が新潟市で行われたからです。
撮影は、移転のために廃屋となった新潟市中央区の旧新潟市民病院などを使ったそうです。

●新潟市民病院
http://www.hosp.niigata.niigata.jp/

上記サイトに掲載されている建物は、移転先のものです。
実際に見ると、高級ホテルのような佇まいをしています。
2007年11月1日、現在の新潟市中央区鐘木へ移転しました。
それまでは、新潟市中央区紫竹山二丁目にありました。
廃屋になった建物は、確かに古くはありますが、全く使えないという感じではありませんでした。
巨大な敷地と複数の大きな建物で成り立っており、しかも少し前まで現役で使用していた建物ですから、撮影にはもってこいと言えましょう。
私も以前、夜中に担ぎ込まれた事がある思い出の病院なので、そこが映画で使われると思うと、非常に嬉しいですね。

第一感染患者を診察する救命救急医を演じた妻夫木さんは、
「(医療に)実際に使われていた独特な空気が、緊張感や臨場感を与えてくれていたと思う」
と振り返りました。
妻夫木さんは来年の大河ドラマ「天地人」で主人公・直江兼続(越後の名門・上杉家の家臣)を演じます。
先月、新潟で撮影をしていました。

●NHK「天地人」 : 大河ドラマ情報
http://www.nhk.or.jp/drama/html_news_tenchi.html

・阿部寛「天地人」で最長身189センチ謙信
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20080907-405661.html

NHKの09年の大河ドラマ「天地人」の新潟ロケが6日、新潟・上越市の柿崎中央海水浴場で始まった。ロケ初参加となった上杉謙信役の阿部寛(44)は、大河ドラマで謙信を演じた俳優としては最長身とみられる189センチで、かつらの部分を含めると約2メートル。「謙信には神懸かり的な強さがあったと聞いている。僕の大きさも生かしながら、今までやった方とは違う謙信を全身を使って演じたい」と意気込んだ。
海辺で馬に乗るシーンを収録した主人公の直江兼続役の妻夫木聡(27)は「不安があったが練習の成果を出せた」。兼続の妻お船(せん)役の常盤貴子(36)は「海岸のロケは初めて。湿気があって女優泣かせですね」と笑っていた。

人気のある俳優さんの主演作品に、新潟が連続で使われるのは嬉しいです。

先日も、新潟で撮影された映画について紹介しました。

●神崎のナナメ読み: 新潟県長岡市(旧栃尾市)で映画「モノクロームの少女」クランクアップ〜新潟県は映画等のロケ誘致に力を入れています
http://kanzaki.sub.jp/archives/001702.html

その記事の中で、新潟が映画等のロケ誘致に積極的だと書きました。
新潟のロケ情報を知りたい場合は、下記のサイトが便利です。

●新潟ロケーションガイド | 新潟県内の観光地・ロケーションスポット情報
http://www.loca-niigata.net/index.htm

現在ですと、武田鉄矢さん主演映画「降りてゆく生き方」という作品が、新潟での撮影を終了したばかりです。

●映画:「降りてゆく生き方」新潟市で撮影終了 市民2000人、エキストラ /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20080928ddlk15200087000c.html

競争社会を生き抜いてきた団塊の世代のサラリーマンが、地方の人々との出会いを通じて自分の生き方を見つめ直していく過程を描いた映画「降りてゆく生き方」の撮影が27日、終わった。
5月から新潟市など県内各地で撮影が行われ、エキストラとして延べ2000人の市民が参加したほか、多くの市民がボランティアとして製作にかかわっている。
この日は新潟市西区の青山海岸で、日本海に沈む夕日をバックにラストシーンの撮影などが行われた。
主人公のサラリーマンを演じた俳優の武田鉄矢さんは「新潟のロケは、まぶたに焼き付いた自然とともに、忘れられない思い出になった。『降りてゆく生き方』が、これからの新たな希望になるのでは」と話した

詳細な撮影レポートは、下記で紹介されています。

●にっぽんプロデュース | 映画「降りてゆく生き方」 | 夢縁ネット
http://www.nippon-p.org/

・降りてゆく生き方 | にっぽんプロデュース・ブログ
http://www.nippon-p.org/blog/

新潟がこういう形で、映画と関係が持てているのは、映画ファンの私としましては、本当に嬉しいです。
そろそろロケだけではなく、新潟で創作された小説や舞台を映画化したものが登場するかもしれませんね。
もし登場しなければ、原作を私が書きますよ!

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Posted by kanzaki at 2008年10月07日 19:14