2008年11月22日

お弁当持参のサラリーマンが増えています

●ビジネスマンの昼食 自宅から弁当 36%に急増
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200811170051a.nwc

「ビジネスパーソンの外食事情調査」によると、昼食用に家からの弁当を増やしていると答えた人が36%に上っていることが分かった。
弁当持参を始めた時期も3割が1年以内と回答。1割は最近3カ月以内と答えた。
日用品の相次ぐ値上げで生活費がかさみ、ビジネスパーソンのさみしい懐具合が浮き彫りになった格好だ。


●弁当箱、売れてます サラリーマン襲う外食値上げ
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200809220034a.nwc

弁当箱が売れている。
食品や日用品の相次ぐ値上げで、小遣いのやりくりに迫られた一部サラリーマンが外食を控え始めたようだ。
サラリーマンの昼食代は減っている。
今年は2007年より20円少ない570円。
減少は3年連続で、01年の710円と比べて20%も低い水準だ。
こうした中、小田急百貨店新宿店の弁当箱売り場では異変が起きている。
気温が高く、食中毒が気になる8月も好調さは持続し、前年同月比で20%売り上げが増えた。


●「節約、時々プチぜいたく」 売れ筋商品を読み解くと…
http://www.asahi.com/business/update/1121/TKY200811210326.html

雑貨専門店ロフトでは、弁当箱や水筒を買い求める20〜30代のOLの姿が絶えない。
弁当箱の売れ筋は1500〜1800円と決して安くはないが、3〜10月の売り上げは前年の1割増。
3千円前後の水筒も4割増で、「全商品の中で突出した売り上げの伸び」と担当者も驚く。
イトーヨーカ堂では保温機能がついた弁当箱が春先から前年の6割増の勢いで伸び、イオンでも、保存用容器やはしが1割増と好調だ。


以上、いろんなニュースをかいつまんで見ました。
記事を読みますと、不景気のおかげで昼食にお弁当を持参してくる人が増えたようですね。

そういや私の職場も、お弁当持参派が増えました。
女性社員は以前から持参している人が多かったのですが、この半年ぐらいで男性社員も急激に増えてきました。

かくいう私もそうなのですけれどね。
しかし、弁当持参の理由は、他の人と少し違います。
私の場合、以前は昼休みに自宅へ帰って食べていました。
マイカー通勤していた時は、どんな季節・天候でも、昼休みに帰る事が出来ました。
しかし、自転車や徒歩通勤に切り替えたことにより、雨や雪の日は、気軽に帰ることが出来なくなりました。
最初は天候の悪い日だけ弁当持参だったのですが、一日に二往復する労力が嫌だという事と、昼寝をする時間をたっぷり確保できる事から、次第に自宅へ帰らなくなりました。

私の職場を見ますと、以前ならばコンビニで購入したり、近くの料理店で食べたりと、単価の高い昼食の人が多かったです。
そういう人達も次々とお弁当持参へ転換していきました。

少し前までですと男性の場合、自宅からのお弁当持参を気恥ずかしいものと捉える風潮がありました。
しかし、不景気が考えを変化させました。
こうやって日々の生活費を抑えるのは、むしろ偉い・当たり前と考える人が増えたのです。
それに実際、こういうところで出費を抑えないと大変ですしね。

同じような変化と言いますと、マイカーもそうじゃないでしょうか。
以前ならば、マイカーはステータスみたいなところがありました。
しかし、バカ高い駐車料金や高騰していたガソリン代、永遠に続く高額な税金・整備費等の維持費に嫌気がさし、クルマを手放す人が増えましたよね。
エコや健康志向を反映し、それまでクルマの影になっていた自転車が見直されたのも今年の傾向です。

健康志向と言えば、持参するお弁当の中身にも反映されています。
健康診断で血圧が高いと診断された人が、そういう体質改善に適したオカズを詰めて持ってきているのを社内で見かけました。
コンビニなどのお弁当は、人気の料理を詰めたものであり、決して購入した人の体に適した料理ではありません。
自分の体質、健康にあわせたものを食べられるのも、持参弁当の良さです。

ちなみに私の場合、肉や脂っこいものを日中に食べるのは好きじゃないので、そういったものは弁当に入っていません。
そして、女性の食べるお弁当よりも量が更に少なくしてあります。
私は腹が膨れるほどの食事をしたくありません。
体質的に合いませんから。
確かに私自身も、自分らしい内容のお弁当になっています。

飲み物も以前ならば、会社内にある自販機やコンビニで購入していました。
缶コーヒー等、何も気にせずに飲み続けていました。
しかし缶コーヒーも長期間飲み続けると、結構な金額になるんですよね。
更に私の場合、お菓子まで買っていたので、一年に換算するとカメラのレンズの一本や二本、平気で買えていたと思います。

今は自宅から一杯20円程度のドリップコーヒーを数袋持参し、会社の給湯室でお湯を沸かしていれています。
カップも、自宅から持ってきた水筒を使用します。
今まで、会社にマイカップを置いておき、それで飲み物を飲んでいました。
夕方になると女性社員が下げてくれていました。
大変ありがたい話しですが、わざわざやってもらうのは悪いなあとも思っていました。
それで水筒を持参するようになりました。
水筒と言いましても、金属製のタンブラーのようなものです。
蓋を回して開けると、上部が全部ガバッと開いています。
言ってみれば、縦にとても長い湯飲み茶碗みたいなものです。
いれたコーヒーも蓋をすれば長時間温かく維持できますし、蓋をしめることによって飲み物をこぼす事もありません。

そんな訳で今、お弁当と水筒を持参して会社へ行く毎日です。
マイカー通勤もやめ、自転車か徒歩で通勤もしています。
自宅にある私物も多くは捨てました。

このような生活を他人へ勧めるつもりはありません。
それぞれの生活環境や考えが違いますから。
私は、私が無理せず、身の丈にあったレベルでのんびり生きられる方法を模索しているだけです。
でも、こういう事を思い、本当に実践できるようになったのは、やはり世間の考え方に変化が起きているのに関連性があるのだとは思っています。

最後に、持参弁当で思ったことがあります。
私の会社は私も含め、食べ終わったお弁当箱を給湯室で洗っています。
これは女性だけではなく、男性もです。
作ってくれた人への感謝を洗うことによって表しているように見えました。
洗っている人が沢山いる自分の会社は、本当に真面目で優しい心の人が多いなあと感じました。

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本日は、勝間和代(経済評論家・公認会計士)さんの基調講演を聞きに行ってきました。
非常に充実した内容でしたよ。
その件は後日、まとめた上で書きたいと思います。

勝間さんとはどんな人なのか?
神ナナを読んでいる方々ならばお馴染みだと思います。
ご存知無い方は、下記の記事をご参照ください。

●神崎のナナメ読み: 勝間和代(経済評論家・公認会計士)さんが注目される理由 in 情熱大陸【1】
http://kanzaki.sub.jp/archives/001656.html

政治、経済、企業経営、育児など、色々なお話しを聞くことが出来ましたが、とりあえず皆さんがすぐに実践できる内容だけ今回お伝えします。

1.「三毒」追放の勧め

仏教の三毒を行わないのです。
つまり、「妬まない」「怒らない」「愚痴らない」という事。
これをやってから勝間さんは、何故か不思議と物事がうまく回るようになったと言ってました。
確かに妬み、怒り、愚痴は、勝間さんが最も重視する「生産性」が悪いですからねえ。
相手を妬むぐらいならば、相手の羨ましいと思える部分を要素分解して調べてみましょう。
きっとそこには、自分がプラスになるような知恵や工夫があるはずだと言ってました。

2.ギブ(Give)の5乗

「ギブ アンド テイク」というものがありますが、それでは何だか、相手からの頂き物を期待するようでイヤらしい。
そうではなく、与えて、与えて、与えまくるのです。
それも、自分の得意な分野で無理なく続けられるもの。
そうすると不思議なもので、誰かが自分をそれ以上に助けてくれたりするものだそうです。
勝間さんは当初、執筆した書籍が全く売れなかったそうですが、勝間さんのブログの愛読者だった有名ブロガー達が、一斉に勝間さんの書籍を褒め称える記事を書き、それから売り上げが激増したそうです。
勝間さんは勿論、有名ブロガー達と面識が全くありません。
どこで何が起きるのか分からないものですねえ。
私が出来るギブの5乗と言いますと、この神ナナでしょうかね。
確かに、運営の辛さなんて殆ど感じません。
それ以上に色々な出会いや出来事がありましたから。

さて、今回の公演会場の近くに、9月23日に閉店した石丸電気新潟店のビルがあります。
なんとそのビルが、「アニメイト新潟」というアニメ・マンガショップになっていましたよ!

●アニメイト新潟 アニメのことならアニメイト!=animate internet=
http://www.animate.co.jp/animate/map/east/nigata/nigata.html

本日11月22日は、移転リニューアルオープンの日だったのですね。
行列が出来ていましたし、大盛況だったようですね。
さすがにこの年齢になると、店内へ入れないなあ・・・。

Posted by kanzaki at 2008年11月22日 20:28