2009年04月27日

杭州飯店〜燕三条系背油極太ラーメンの代表店(新潟県燕市)

先日、「分水おいらん道中」を見てきました。

●神崎のナナメ読み: 第68回 分水おいらん道中(新潟県燕市)【1】
http://kanzaki.sub.jp/archives/001838.html

●神崎のナナメ読み: 第68回 分水おいらん道中(新潟県燕市)(動画アリ)【2】
http://kanzaki.sub.jp/archives/001839.html

せっかく遠出してきたのですから、地元のうまいものでも食べたいものです。
以前から一度は訪れたい店がありました。

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新潟4大ラーメンの一つ、燕三条系背油極太ラーメンの代表店「杭州飯店」です。

店名 杭州飯店
住所 新潟県燕市西燕49-4 
TEL 0256-64-3770
営業時間 11時〜20時30分(土・日・祝日は多少閉店時間が早まる場合あり)
定休日 月曜(祝日の場合は翌日)、月1回月・火連休
席数 78席
駐車場 50台


とりあえず、チャーシューメン(900円)を注文しました。

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燕三条系背油極太ラーメンの特徴をそのまんま具現化したラーメンです。
背油が蓋になって、湯気が立っていません。
スープは一般的なラーメンのスープではありません。
言ってみれば「油が表面に浮いている"うどん"の汁」です。
醤油が前面に押し出されており、とてもラーメンのスープとは思えませんでした。
麺は言ってみれば「煮込んだ"うどん"」です。
太くて平たい"きし麺"のような感じ。
食感もうどんに近いです。

新潟市に住んでいる私にはカルチャーショックでした。
「ラーメンというモノが遠くの県で流行っているらしい。とりあえずレシピはあるから、手元にあるうどんや蕎麦の材料で作ってみよう」と言う感じでした。

こちらの地域の方には親しまれているラーメンだから否定はしません。
しかしなんと言うのでしょうか、ラーメンのスープに複雑さとかコクが無く、醤油+αのシンプルすぎるスープは物足りなさを感じました。

写真で見た感じと違い、上記の説明どおりに「うどん」という感じなので、これはこれでアリなのかもしれません。
私のような小食の人間でも、あっさり食べられました。

ラーメンを食べると水が欲しくなるのですが、そのガラスのコップは「モロゾフ」のプリンの容器でしたorz

他県の人が食べたら驚くと思います。
一般的なラーメンに全く歩み寄ろうとしていないラーメンだからです。
燕市へ訪れたら、食べてみてもらいたいと思います。
多分、私の意見に首を縦に振ってくれると思います。

Posted by kanzaki at 2009年04月27日 22:08