2010年06月13日

調布市で「ゲゲゲの鬼太郎」の“キャラ入り”ご当地ナンバー交付開始

●日本初!調布市で「ゲゲゲの鬼太郎」の“キャラ入り”ご当地ナンバー交付開始 - 東京ウォーカー
http://news.walkerplus.com/2010/0609/15/

「ゲゲゲの女房」の舞台である東京・調布市で、6月5日から“日本初”となる漫画キャラクター入りナンバープレートの希望ナンバーの応募受付が開始されている。
これは、同市の名誉市民でもある水木しげるさん原作の「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターが入った原動機付き自転車用のナンバープレート。「G…1」から「G1020」(下2ケタが「42」と「49」を除く)までの1000枚に、頭に「目玉おやじ」を乗せた「鬼太郎」のイラストが描かれているというものだ。
「『ゲゲゲの鬼太郎』の作者である水木しげる先生は、調布市の名誉市民でもいらっしゃいます。これまでも『鬼太郎』が住んでいたとも言われている布多天神に向かう商店街には『鬼太郎』たちの人形があったり、市内を『鬼太郎バス』が走っていたり、市の図書館だよりへの書き下ろしなど、さまざまな場面で『鬼太郎』は親しまれてきました。『ゲゲゲの鬼太郎』入りナンバープレートの付いたバイクが走ることで、調布市の魅力がPRされ、たくさんの方々に調布の街を好きになってほしいですね」と話すのは、市民税課長の堀江さん。


以前から書いています通り、ドラマ「ゲゲゲの女房」を見るのが日課になっています。

●神崎のナナメ読み: 連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が面白い
http://kanzaki.sub.jp/archives/002077.html

それに関連するニュースがありますと、やはり読んでしまいます。
ドラマで多く映されるシーンは、調布市にある自宅や商店街です。
それゆえ、こういう関連グッズ(?)があると知りますと、非常に羨ましいです。

同じNHKのドラマで、これまた好きなドラマが「坂の上の雲」。
秋山好古、秋山真之の兄弟と、正岡子規の3人の主人公が松山出身ということもあり、これまたご当地ナンバープレートが存在します。

●松山市ホームページ>『坂の上の雲』のまちを走る「雲をイメージしたかたち」のナンバープレートについて
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/shminzei/1180925_904.html

司馬遼太郎氏の小説『坂の上の雲』を軸としたまちづくりを進める松山市では、平成19年7月から全国で初めてとなる『雲』をイメージしたオリジナルデザインのナンバープレートを導入し、市民のみなさまにも広く広告塔として観光・地域振興にご参加いただき、松山の元気を全国に向けて発信しています。
 通常、ナンバープレートといえば長方形のイメージがありますが、その概念を取り除いた曲線を主体としたすべてが非対称のかたちです。ナンバー標記もこれまでの「松山市」から「道後・松山市」としました。「道後」とは、松山市が全国に誇る観光拠点「道後温泉」の「道後」です。地域の人々に親しんでもらってこそ初めて、松山を訪れる人々にもその魅力が伝わります。
 「雲をイメージしたかたち」のナンバープレートが話題を呼び、新しい物語が生まれることを期待しています。角のない柔らかなイメージは、温暖な気候の松山、そこに暮らす人々の"おおらかさ"をあらわす意味からもふさわしいのではないでしょうか。


雲の形をしたナンバープレートは、非常に可愛らしいですねえ。
このように、ゆかりのある人や作品をモチーフにしたナンバープレートが流行るかもしれませんね。
ここ数年、ひこにゃん等のご当地キャラが流行っていますが、それらをナンバープレートに描くのも面白そうですね。
それならば、著作権・肖像権等の大人の事情を回避できますし。

新潟市でしたら、やはり高橋留美子先生の「うる星やつら」「犬夜叉」「めぞん一刻」、水島新司先生の「ドカベン」等を描いたものがあると嬉しいですね。
実際、新潟市内には、犬夜叉やドカベンを描いたバスや停留所があります。
そう考えると、実現性は高そうです。

一方、ヲタクの世界では「痛車(いたしゃ)」というものが流行っています。

●痛車 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%97%9B%E8%BB%8A

痛車(いたしゃ)とは、漫画・アニメやゲームなどに関連するキャラクターやメーカーのロゴをかたどったステッカーを貼り付けたり、塗装を行った車、あるいはそのような改造のことである[1]。別名「萌車」とも言われることもあり模型も市販されている。近年では軽トールワゴンやミニバンといった自動車にマフラーなどのパーツを取り付けた改造車のことを指す場合もあるが、一般的には前者を指す。
当初は愛好家同士のみで通じる隠語のようなものであったが、雑誌等への投稿により広く認知されるようになった。同様の改造を施した原付やバイクは「痛単車(いたんしゃ)」と呼ばれ、自転車の場合は「痛チャリ(いたチャリ)」と呼ばれる。


そのようなモノを嗜好する人達ならば、アニメキャラクターが描かれたナンバープレートを欲しがるかもしれません。

「らき☆すた」という4コマ漫画、それを原作としたゲーム、アニメ、小説作品があります。


●らき☆すた - Wikipedia
聖地巡礼と地元での町おこしイベント
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%89%E3%81%8D%E2%98%86%E3%81%99%E3%81%9F#.E8.81.96.E5.9C.B0.E5.B7.A1.E7.A4.BC.E3.81.A8.E5.9C.B0.E5.85.83.E3.81.A7.E3.81.AE.E7.94.BA.E3.81.8A.E3.81.93.E3.81.97.E3.82.A4.E3.83.99.E3.83.B3.E3.83.88

アニメ雑誌『月刊ニュータイプ』2007年8月号の付録にて、埼玉県鷲宮町(現在は久喜市)の鷲宮神社を始めとした、いくつかの場所が本作の舞台の1つであると紹介されたことをきっかけに、ファンが聖地巡礼と称して登場した場所を訪れるようになった。
鷲宮神社においては、彼らが絵馬に『らき☆すた』の登場人物の絵を描き残す、記念撮影を行う、コスプレ姿で参拝するなどの行動がマスメディアを通じて報じられた。初詣の参拝客も、2008年にはこの年の埼玉県内第3位となる約30万人、また2009年には同第2位となる約42万人に達し、関係者の驚きを呼んだ。なお、初詣の参拝客の過去最高は2010年現在、2010年の約45万人である。

このように萌え系に位置づけされる漫画・アニメで町おこしをして、実際に成功している場所があります。
「らき☆すた」関連として埼玉県鷲宮町(現:久喜市)でも、キャラクターが描かれたナンバープレートを発行すれば、また盛り上がるかもしれませんね。

最近は、一般人とヲタク、マニアという区別が曖昧になっています。
それだけ認知されてきて広く浸透しているのでしょう。
お役所関連の中に、今回のようなものがあると面白いと思います。
そして、そういう事を認めるお役所の担当者の柔軟さに拍手を送りたいです。

Posted by kanzaki at 2010年06月13日 21:53