神崎のナナメ読み

「ゲゲゲの女房」の視聴率が20％を越えました

●「ゲゲゲの女房」が最高視聴率20・４％
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20100614-641497.html

女優松下奈緒（２５）主演のＮＨＫ連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」（月〜土曜午前８時）が関東地区で２０・４％の高視聴率を、１２日の放送で記録したことが１４日、ビデオリサーチの調べで分かった。
これまでの最高は前日１１日の１８・９％で、初めての２０％オーバーとなった。連続テレビ小説で２０％を超えたのは昨年１０月８日に放送された「ウェルかめ」の２０・６％以来で、約８カ月ぶりこと。これまでの平均は１２日までで１６・９％という。

●「ゲゲゲの女房」の新キャスト陣が発表・・・風間トオルら朝の連続テレビ小説初出演の7名
http://www.oricon.co.jp/news/confidence/77207/full/

NHKは15日、女優・松下奈緒がヒロインを務める朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』（総合・前8：00〜ほか）に出演する新キャスト7名を発表した。
向井理演じる漫画家・水木しげるの作品の映像化に大きな関わりを持つ城西映画テレビ部プロデューサー・船山信義役には俳優・風間トオルが決定。
水木の漫画アシスタントとして柄本佑、窪田正孝、斎藤工ら若手俳優も顔を揃える。
今回起用が決まった新キャスト陣は、いずれも朝ドラ初出演となり、同番組制作統括の谷口卓敬チーフプロデューサーは、「若さと勢いのある新キャストのみなさんとともに、ドラマはいよいよ時代の大きな転換点に差し掛かります」と期待をこめている。
7月5日（月）放送から新展開を迎える同作。
物語は今後、マスメディアのぼっ興と共に昭和40年前後から漫画界の中で、大きな存在へ変貌を遂げていく漫画家・水木の姿が描かれる。
谷口氏が「7月には物語も折り返し点を過ぎ、貸本業界の斜陽化のなかにあって貧しい暮らしを送っていたヒロイン夫婦に、ついに追い風が吹き始めます」というように、いよいよ水木の作品が表舞台へとのし上がっていく。
これにともない漫画家・水木を後押しする仕事仲間が続々と登場。
風間演じる船山や、柄本ら演じるアシスタントたちをはじめ、高度経済成長の背景に急成長を遂げつつあった大手出版社『雄玄社』が発行する『週刊少年ランド』の編集者で、水木の連載実現に尽力する豊川悟役を眞島秀和、同じく同誌編集者役を須賀貴匡、加治将樹 がそれぞれ務める。

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いよいよ来月から、逆転劇が始まるようですね。
今までの貧乏生活も、主人公夫婦のほんわかムードのお陰で、陰惨な感じにならずにすんでおり、毎回面白いです。
視聴者の方も、この貧乏生活の先に大ヒット街道まっしぐらの展開があることを知っているので、途中で視聴放棄をする人も少ないのかもしれません。

やはり口コミの効果は大きいのかもしれませんね。
前作のドラマが低視聴率だったし、しかも今回は放送時間も変わってしまった為、最初は視聴率が伸び悩んでいました。
けれど、今では上記の通りです。
まるで、劇中の主人公夫婦の人生そのものですね。

7月以降の快進撃前の伏線であろうものが、今までに幾つか放送されていますよね。
例えば結婚前日に、布美枝が兄からネクタイの結び方を教わるシーン。
これから嫁ぐ先の旦那は片手を失っているから、自分でネクタイを結べないだろうからと、父親が兄を通じて教えました。
私は原作を見ていないので本当のところは分かりませんが、おそらく旦那の漫画が大ヒットして、何かの賞をとって表彰式があるんじゃないだろうか?
その表彰式に出席するためスーツを着る際、旦那のネクタイを結んであげるシーンに繋がるのではないでしょうかね。

布美枝が商店街を歩いていると、アニメ・鉄腕アトムの主題歌を笛で吹いて歩く小学生達を見かけます。
多分こちらも、「ゲゲゲの鬼太郎」のアニメが大ヒットとなり、子供達が今度は、鬼太郎の主題歌を笛を吹いて歩くのを布美枝が見て喜ぶシーンがあるのではないでしょうか。

おそらく至る所に伏線をばらまいており、後半戦で活かすような気がします。
そう思いますと、一話たりとも見逃せませんね。

7月から出演する俳優の中に、須賀貴匡さんがいますね。
彼は「仮面ライダー龍騎」という特撮番組の主人公を演じていました。
「仮面ライダー龍騎」は、13人の仮面ライダーが最後の1人になるまで殺し合いをするという突拍子もないストーリーです。
しかも主人公は、ラスト一話前で死んでしまいます!!(モンスターに襲われる女の子を助けようとして死んでしまうのですが、その女の子は、子役時代の志田未来さんです)
劇中、モバイルニュース配信会社の記者見習いをしていたのですが、今回も編集者役なんですね。
久しぶりにテレビで見るので、彼の演技が楽しみです。

そういや「ゲゲゲの女房」は、特撮番組に出演していた人達が多くいますね。
ウルトラマンコスモスの杉浦太陽さん。
獣拳戦隊ゲキレンジャーの鈴木裕樹さん。
仮面ライダー (スカイライダー)の村上弘明さん。
多分、他にもいるんじゃないでしょうかね。
(劇中で、「城西映画」という会社が登場するようですが、これは東映のアニメ、特撮、ドラマ等で城南○○という会社や学校が沢山登場するのに由来しているのかな?)

また、南明奈さんが漫画家の卵として出演していますが、村井茂（水木しげる）役の向井理さんとは、深夜ドラマ「傍聴マニア09〜裁判長!ここは懲役4年でどうすか〜」で共演していますね。

そんな風に、キャスティング方面から見ても、このドラマは面白いです。
今月までは極貧生活のターンのようです。
来月からの逆転劇を楽しむためにも、明日から見てみてはいかがでしょうか?

●関連記事:連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が面白い
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