神崎のナナメ読み

「第8回　新潟フォトウォーク〜新潟まつりと古町界隈」へ参加しました【2】

前回の続きです。

●前回の記事: 「第8回　新潟フォトウォーク〜新潟まつりと古町界隈」へ参加しました【1】
http://kanzaki.sub.jp/archives/002142.html

13時頃から始まった「水上みこし渡御」の後、大きな撮影ポイントは、16時からの「市民みこし」です。
市民みこしは、新潟市の古町中心部で行われるので、そこまで撮影しながら徒歩で移動しました。
しかし外は猛暑ですから、スピードを出して移動なんて不可能です。
体調を崩さないように、途中、いろんな場所で太陽の日差しを避けながら移動しました。

勿論、食べ歩きもしましたよ。
特に印象に残ったのは、竈家治四郎（かまどやじしろう）の「自家製みそソフトクリーム」です。

●竈家ホームページ
http://www.miso.tv/musubichan/Default.htm

●竈家治四郎（かまどやじしろう）
http://www.maff.go.jp/hokuriku/food/onigiri/106.html

親会社の（株）石山味噌醤油に隣接し、通称新潟市の「下町」（しもまち）に平成15年5月にオープンした店内に竈と大きな囲炉裏のあるお店。お米には新潟大学との共同研究による黒酢農法（玄米黒酢を生育期に葉面散布し、しっかりとした稲を育て、できるだけ化学合成農薬に頼らない栽培方法）で作られた新潟県産コシヒカリを使用し、味噌や具材も地元の食材にこだわり、スローフード運動の「竈の火」でもありたいと明治時代の馬小屋を改装した店内はどことなく懐かしい雰囲気を漂わせています。客層は小学生から年配の方まで幅広く、雑誌にも紹介され県外観光客も多く、営業時間（食事のみ）は11時から14時までで昼12時前後に集中しているとのことです。

●竈家治四郎 - 新潟/おにぎり [食べログ]
http://r.tabelog.com/niigata/A1501/A150101/15002504/

店名 竈家治四郎
ジャンル おにぎり
TEL 025-222-2639
住所 新潟県新潟市中央区湊町通り4ノ町3360
交通手段 新潟駅から1,955m
営業時間 11:00〜14:00
ランチ営業、日曜営業
定休日 月曜日（祝日の場合は翌日）

※自家製みそソフトクリーム(iPhone4で撮影)

味は、ラムレーズン味のアイスに近いと思いました。
確かに、これならば興味本位で注文しても大丈夫かなと。

以前にもご紹介しました、回転する高麗狗(こまいぬ)がある「湊稲荷神社」にも立ち寄りました。

●神崎のナナメ読み:
回転する「願懸け高麗犬(がんかけこまいぬ)」〜 新潟市の下町(しもまち)散策【4】
http://kanzaki.sub.jp/archives/001745.html

名前:湊稲荷神社
住所:新潟市中央区稲荷町鎮座
TEL:025-222-6549

この犬に願懸けをする習俗について説明しましょう。
和船の出入りで新潟港がにぎわっていた頃、港に入る船の船乗りは花柳街で遊び、その夜、遊女に送られて船に帰るのが新潟の風俗でした。
遊女達は毎夜、船乗りが遊びに来てくれることを願い、なによりも港に入っている船が出帆し、船乗りが行ってしまう事を恐れました。
船の出帆をおさえ、新潟の港に船止めするには西風に吹いてもらいたい。
遊女達は夜中、ひそかに油揚げを持って神社へ行きました。
こま犬を回して犬の頭を西の方へ向け、西風が吹いて港口が荒れ、海がしけて船が出帆できず、船乗りが再び遊びに来てくれるのを願いました。
遊女達のこんな願望が、高麗犬に願を懸ける習俗を生みました。
海が荒れないように祈るのが普通です。
このように航海に関する逆風祈願は、全国的にも少ないです。
石川県の「腰巻き地蔵」、宮城県の「しばり地蔵」、島根県の「草鞋かけ不動」ぐらいです。
いずれも仏教の尊像に願懸けするのに対し、こま犬に願懸けする新潟港の習俗は全国で唯一の事例です。

フォトウォークという名前のイベントですから、いろんな人が、様々なカメラを持ってきています。
私が注目したのは、これです。

Panasonicのマイクロフォーサーズ機GF1に、監視カメラ用のレンズを取り付けたものです。
レンズのリングを回転することでF値を変えることが出来ます。
レトロな雰囲気を醸し出していて、非常に良かったです。

日陰のある小さな公園にて、みんなでブランコ大会。
皆さん、勢いよくブランコをこいでいました。

道中の魚屋で、魚を串にさして焼いているところを撮影。
油が滴り落ちて、非常に美味しそうでした。

(続く)

●次回の記事: 「第8回　新潟フォトウォーク〜新潟まつりと古町界隈」へ参加しました【3】
http://kanzaki.sub.jp/archives/002144.html