2010年12月07日

「断捨離(だんしゃり)」とは?〜意味は、使わないモノを捨て、本当に必要なモノだけで快適な生活を取り戻すこと

「断捨離(だんしゃり)」という言葉があります。
ヨガの行法哲学・実践哲学である「断行、捨行、離行」から生まれた言葉。
使わないモノを捨て、本当に必要なモノだけに絞り込むことで快適な生活を取り戻す考え方、ノウハウを意味します。

「断」は入ってくる不要なものを断つこと。
「捨」は不要なものを捨てること。
「離」はモノへの執着から離れ、片付けから自由になること。

この考えを実践していることで有名なのは「やましたひでこ」さんです。

●断捨離.comへようこそ! - 断捨離.COM
http://www.yamashitahideko.com/

やましたひでこ
クラター・コンサルタント
クラターとは、英語でClutter、ガラクタのこと。
住まいのガラクタ、頭や心の中のガラクタを、
取り除くお手伝いをするのが、私の仕事(^^♪

●やましたひでこ公式ブログ「これって片づけですか?いいえ断捨離ですよ♪」
http://blog.goo.ne.jp/danshari

●今話題の『断捨離』を記者が実践!:日経ウーマンオンライン【お金をかけずに素敵に暮らす収納&インテリアワザ満載!人生が、変わる部屋。】
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/special/20100729/108035/?P=1

「断捨離」に関する書籍を3冊出版し、全国各地で「断捨離セミナー」を開催。断捨離に目覚めた人を、“ダンシャリアン”と呼ぶ現象まで起こり、各種メディアからも引っ張りだこの、やましたひでこさん。9月号の「人生が、変わる部屋。」という特集テーマに打ってつけ!ということで、やましたさんの石川県のご自宅までカメラマンYさんとともに伺いました。


各メディアから取材を受けているようですね。
「断捨離(だんしゃり)」という難しい言葉を使っているから新鮮・知的に感じるのかも知れませんが、これって「要らないモノを捨てまくる」「不要なモノは買わない」事ですよね。

昼のワイドショー等で「収納名人」が紹介され、押入れの中へ沢山のモノを綺麗に収納するテクニックを披露していますよね。
しかしそもそも、必要も無いものが家の中に溢れかえっているのが原因なのだから、収納をして綺麗に片付けたところで、今後一切使用しないのならば意味がありません。
部屋を賃貸している場合、その無駄な収納部分にもお金を払っている事を自覚しなくては。

私はモノが沢山ある状態が嫌いです。
それらを管理するストレスが嫌だからです。
30代になって一気にモノを捨ててしまいました。
地方在住のくせに、マイカーも捨てました。

捨てる際は思い切りが必要です。
「もしかしたら、いつか使うかも」「この服、まだ着れるかも」と言った「〜かも」は禁物です。
どんどん捨てる。
おそらく二度と使わないけれど、ちょっと捨てるのに抵抗がある場合もあるでしょう。
確かに、そこまで鬼にして捨てるのは、最初は無理だと思います。
そういう場合は二つ方法があります。

一つは、ダンボール箱を一つ用意し、捨てるのに躊躇したものをその中へ入れて封印する。
しばらくしても全く使わず、捨てても良いという気分になったら捨てる。

もう一つは、捨てる際にデジカメで撮影しておく。
捨てられない理由の一つに「思い出」というものがあります。
しかし、思い出は「形」になっていなくてもいい。
その思い出を脳裏に浮かび上がらせるきっかけさえ出来ればいいのです。
そんな時、デジカメでモノを撮影しておけば、形は無くなっても、その写真を見ることで思い出が蘇ります。
殆どの場合、写真撮影をしたという行為そのものでスッキリとケジメが付き、気軽に捨ててしまって思い出す事も無いのですけれどね。

「断捨離(だんしゃり)」なんて言葉より以前に「シンプルライフ」という言葉がありました。
私はその時代にモノを捨てました。
それでも生きていると、少しずつ増えてしまいます。
さすがに、「40秒で支度しな!」と言われてすぐに準備は出来ません。
けれど、そういう意気込みで定期的に、身の回りを整理しておきたいと思います。

※※※※※

NHKにてスペシャルドラマ「坂の上の雲」が再開しました。

●NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」公式サイト
http://www9.nhk.or.jp/sakanoue/

映像の美しさに惚れ惚れしますよ。
難しい言葉が沢山出てくるので、地デジで視聴されているならば、字幕付きの方が理解しやすいと思います。

放送再開と共に、以前に書いた記事へのアクセスが増えているのでご紹介します。

●神崎のナナメ読み: 小説「坂の上の雲」の主人公・秋山真之(あきやま さねゆき)に見る勉強術、読書術
http://kanzaki.sub.jp/archives/001998.html

●神崎のナナメ読み: 「坂の上の雲」の兄・秋山好古に見る「単純明快」
http://kanzaki.sub.jp/archives/001978.html

Posted by kanzaki at 2010年12月07日 22:41