2011年04月14日

iPadで本を借りる図書館が本格化するかも

選挙ポスターを撮影しました。
その出馬された方が、見事に当選されました。
いや〜、本当に良かったです。
次の選挙でも、どなたかの撮影をしたいものです。
「神崎が撮影した人は、必ず当選する」というジンクスが生まれるかもしれません。

●iPadで本借りて読める 武雄市が国内初サービス/佐賀のニュース :佐賀新聞の情報コミュニティサイト ひびの
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1871331.article.html

佐賀県武雄市は13日、多機能情報端末「iPad(アイパッド)」を活用した電子図書サービス「市MY(マイ)図書館」をオープンした。iPad専用のアプリをダウンロードすれば、図書館に行かなくても自分のiPadで本が無料で借りて読める。国内初のサービスで、実証実験を続けるため、慶応大と連携する。


これは面白い試みですね。
図書館好きの私には、非常に興味深い記事です。

新潟の市営図書館は、ネット上から借りたい本を検索し、予約することができます。
受け取る図書館も、幾つもある市営図書館から指定できます。
会社から帰る時、通り道にある図書館にちょっと寄って借りたり、返したり出来るので助かっています。

人気のある本ですと、予約数が多くて、なかなか借りることが出来ません。
そういう時は、さっさと本屋で買って、読んだら古本屋へ売ってしまいます。

私は、物理的に本という形をしていなくても、中身さえ読めれば構いません。
データ化した書籍をiPhoneやiPadで読むことが出来るのならば、それでも構いません。
ましてや、図書館で予約待ちをせずに借りられるのならば、大変嬉しいことです。
図書館からダウンロードした書籍は、一定期間が過ぎると自動的にハードウェア上から消去されるような仕組みがあると良いのですけれどね。

それにしても、この程度のシステム開発、調査費に約1900万円も掛かるのは不思議です。
どこをどうすると、そんなにお金が掛かるのでしょうかね?

iPadで本を読む人は大抵、「自炊(じすい)」をしています。
「自炊」とは、書籍を裁断してスキャンし、デジタルデータに変換する行為のことです。
本の背表紙付近を裁断機で切り落とし、各ページをバラバラにします。
一度に何十枚も読み込めるスキャナーで、各ページをパソコンに読み込ませます。
読み込んだデータを一つにまとめてPDFファイルにします。
手間がかかるので、業者に依頼してやってもらっている人もいます。

私も買った本を売る前に、自炊します。
そんなに手間のかかったクオリティの高いやり方ではありません。
本を開いて、見開き2ページ分をデジカメでマクロ撮影します。
全ページを撮影したら、そのJPG画像をパソコンへ取り込みます。
その後、Adobe Acrobatで一つのPDFファイルへ変換します。
これだけです。

それをオンラインストレージ「DropBox(ドロップボックス)」上にアップしておき、どのパソコンやiPhone等からでも、ネット経由で読めるようにしています。

震災以降、自分のパソコンや外付けハードディスクに入れてある重要なデータが、何かしらの事情によって吹っ飛ぶことを恐れるようになりました。
最近は、オンラインストレージ(インターネット上のデータ保存置き場)に注目しています。
今まで、趣味や仕事で撮影してきた写真のデータをどのように保存しておくか悩んでいたのですが、オンライン上にバックアップとして保管しようと思っています。
今は、SugarSyncとDropBoxのどちらをメインに使おうか検討中です。
有料版を導入したら、ご報告いたします。

・SugarSync
http://www.sugarsync.jp/

・DropBox
http://www.dropbox.com/

今回の震災により、雑誌等を発行している出版社がピンチを迎えています。
紙やインキの供給が不足しているからです。
製紙工場やインク製造工場が被災した為です。
印刷出来なければ、本が我々の手元に届きません。

iPadが登場した時から、「電子書籍」という言葉が広く知れ渡るようになりました。
残念ながら、大幅な普及には今一歩です。
その為、「自炊」する人も多いのです。

今後、電子書籍がありきの出版体制といううものが、本格化するかもしれません。
図書館は、物理的な本の貸し出しをする場所から、オンライン上でデータの貸し出しをする場所へ変貌するかもしれません。
大人の事情が許せばの話しですが、現実味を帯びてきているのは確かです。

データが消えてしまわないようにオンラインストレージを利用する人もいれば、逆にデータを消してしまいたい人もいる訳でして・・・。

●データを瞬時に無効化するHDD、東芝が製品化 - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1104/14/news013.html

東芝は4月13日、想定外の機器に接続すると瞬時に記録データを無効化するHDDを製品化し、6月下旬から量産すると発表した。盗難や廃棄時にも情報漏えいを防げるとして、デジタル複合機やPOSシステム、PCなどへの搭載を想定している。

エロ動画収集家御用達ハードディスクですね。分かります。
自分が死んでも、これならば恥ずかしい思いをせずにすみます。
大抵の人は、ブラウザの「お気に入り」とDドライブを他人に見られたくないものですよね。
尚、パソコンを処分する場合は、ハードディスクのデータを完全消去してください。

●パソコンを無料もしくは格安で廃棄処分する方法〜パソコンを廃棄処分する際は、ハードディスクを完全消去しましょう〜ソフトは「HDDまるごと抹消」、処分はパソコン廃棄.comがオススメ
http://kanzaki.sub.jp/archives/002318.html

Posted by kanzaki at 2011年04月14日 23:19