※They are always refined expressions.
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雑誌「PRESIDENT」のアンケート調査によると、日本の将来に希望が持てないサラリーマンが72.9%もいることが分かりました。
また、今後働く環境が悪化すると予測する人が76.4%もいます。
低賃金、低待遇と、会社に対する不満が多いのです。
若年層は出世意欲を失い、ミドル世代は職場に悩みを打ち明けられる人がいなくて孤独。
日本社会の大きな活動源であるはずのサラリーマンに、笑顔が消えつつあるのです。
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20代の7割が近所、地域と繋がりがないそうです。
実は20代から50代まで、全ての世代で6割前後が、繋がりなしという状態なのです。
そして、悩みがあっても半数以上が人に相談しない。
50代以上になると、7割にも及びます。
幸せのベースとなるのは、自分が住んでいる場所のコミュニティーであるはずです。
しかし、そういったものに価値観を見いだせないでいるのです。
それとも、そういったコミュニティーへ飛び込むのが怖いのでしょうか。
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割かし近所に、とても大きな公園があります。
自然が多く、街の真ん中だと言う事を忘れ、汗をかいて散策が出来るほどです。
5月の休日は、天気が良い日が多く、家族連れがたくさんやってきていました。
あまりにも多くて、地元民ですら驚くほどです。
震災の影響もあるのかもしれませんね。
近場で家族で楽しむ姿は、とても微笑ましく感じました。
とりたてて特別な施設、遊具、観光名所が無くても、楽しさを見いだせるものなんだと、改めて思いました。
場所より、一緒にいる人が誰なのかが大事なんですね。
こういう光景は、サラリーマンたちの心情と対照的です。
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最近、思う事があります。
それは「特別なものは必要ない」という事です。
昔は、最先端のものや、都会的で派手なもの、一等賞のものがもてはやされました。
しかし今の時代、そういったものを追いかける傾向は薄れています。
そういった傾向が進むと、どこに価値を見出すのか?
おそらく、自分の身近にあるものだと思います。
今まで、地味で見向きもしなかったもの。
けれども何となく落ち着くもの。
サラリーマンが「日本の将来に希望が持てない」と思っているのは、まだちょっとバブルの頃を引きずって、右肩上がりに進むのが良いことだと考えているからだと思う。
自分に全く無い、特別なものを追い求めようとすると、理想と現実のギャップに絶望してしまいます。
これからは、自分の身の丈に合った生き方が当たり前になるのではないでしょうか。
そこに特別なものはありません。
しかし自分を苦しめるものもない。
ひょっとしたら、もうサラリーマンという形態も崩れ去り、商店街レベルのコミュニティーの中で、自給自足的の生き方が主流になるのかもしれません。
それはそれで良いと思う。
それによって人と人の繋がりが強くなるし、地元を愛せる様になると思うからです。
最近、B級グルメによる街おこしが盛んですが、これは料理そのものが主役ではなく、その料理をきっかけに街が活性化するのが目的です。
また、他の地域の人を呼び込むだけが活性化じゃない。
そこに住む人達の笑顔をつくるきっかけになれれば、それも活性化の一つです。
B級グルメは、その土地に縁があるものが多いことですし、大いに結構。
不満ばかりでは幸せは逃げていってしまいます。
目の前にあるものに価値を見いだせる・・・それが当たり前の世の中になってもらいたいです。
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児玉清さんが亡くなられたのは、とてもショックでした。
神ナナで児玉さんの事を書いたのは、今年2月の事です。
●俳優・児玉 清さんが考える「他人の意見」と「自分の決意」
http://kanzaki.sub.jp/archives/002278.html
自分が将来なりたい理想像そのものでした。
今は、ありがとうございましたと言いたいです。
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