最近、シニアの間で、家計簿をつけはじめる人が増えているそうです(地元新聞より)。
その背景には、不況、消費税アップ、社会制度の見直しなどがあります。
年金生活者など無職のシニアは、夫婦・単身ともに家計は赤字です(総務省の調査)。
多くは、貯金を切り崩して生活をしています。
高齢になると、家屋修繕費、冠婚葬祭費など生活費以外の支出が増えます。
その反面、収入減で戸惑うことも多々あります。
定年退職という人生の節目。
限られた収入をどう生かすかを見直す道具として、家計簿は効果的です。
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【人気の家計簿「家計ノート2013」】
大きな書店ですと、家計簿だけで100種類ほど取り扱っています。
2013年版は、昨年より多く売れているとか。
価格は300〜3000円程。
スタイルも様々です。
「家計ノート2013」は機能性にこだわった家計簿です。
新潟市出身の経済評論家・細野真宏(ほそのまさひろ)さんが執筆したものです。
3年連続で完売。
700万部を突破しております。
●細野真宏のつけるだけで「節約力」がアップする家計ノート 2013|小学館
http://www.shogakukan.co.jp/pr/kakeinote2013/
ISBNコード 9784091022905
判型/頁 B5判/200頁
定価 500円(税込)
発売日 2012/10/11
●Amazon.co.jp: 細野真宏のつけるだけで「節約力」がアップする家計ノート2013 (LADY BIRD 小学館実用シリーズ): 細野 真宏: 本
http://amazon.jp/dp/4091022901
●細野真宏 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E9%87%8E%E7%9C%9F%E5%AE%8F
細野さんの書かれた『経済のニュースがよくわかる本「日本経済編」』は、経済本で日本初のミリオンセラーになりました。
もともとは数学が専門。
大学受験用の数学の参考書『数学が本当によくわかる本』は、シリーズ累計200万部の大ベストセラーとなり、“細野数学"という言葉もあります。
『「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った?~世界一わかりやすい経済の本~』は、Amazon.co.jpの2009年度・年間ベストセラーランキングで新書部門1位を獲得。
2011年には、首相直轄の「社会保障改革に関する集中検討会議」で委員を務め、年金・医療・介護の在り方について提言しました。
この家計簿「家計ノート2013」は、定年を迎えた60歳以上の読者に関心が高いです。
自由に書けるメモ欄を使って、スケジュール帳や日記帳のように使う読者もいます。
続けることで、習慣的なムダな支出が分かります。
細野さんによりますと、三日坊主にならない為には、最初からハードルを上げ過ぎないことだそうです。
全てを書きだすのではなく、最初は自分なりのゆるいルールを作り、「最低これだけ」と続けるのもいい。
長期的なお金の見通しが立つと、経済面の漠然とした不安感が無くなり、大きな支出計画も立てられます。
※
【年金生活者向けの家計簿「高年生活の家計簿 2013年」】
「婦人之友社」の家計簿は定番商品です。
●家計簿・日記・カレンダー2013 / 書籍 / 婦人之友社
http://www.fujinnotomo.co.jp/book/kakeibo/
その中で、年金生活者向けに特化したものが、下記の家計簿です。
付録DVDの動画とナレーションで、特長とつけ方が分かるようになっています。
●Amazon.co.jp: 高年生活の家計簿 2013年: 羽仁 もと子: 本
http://amazon.jp/dp/4829206276
ISBNコード 978-4-8292-0627-0
判型/頁 A5判/176頁
定価 780円(税込)
発売日 2012/09
年金生活に入ると、被服、交際費、食費などが変わります。
配偶者が亡くなった場合も、どちらが残るかで収入が変わります。
そんな人生の節目では、家計を見直す必要があります。
家計簿をつけることで、自分の生活を振り返り、よい方向へ変えることができます。
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2013年版の「手帳」は、サイズと余白が大きめが人気です。
手帳を日記帳やメモ帳のように使い、日々の生活(ライフログ)や仕事の記録を残す人が増えているからです。
そのため、余白が多く、書き込みやすいものが充実してきました。
家計簿「家計ノート2013」も同じような感じで使用しているようですね。
手帳は「行動」が中心ですが、家計簿は「お金の出入り」が中心です。
生活にお金は欠かせません。
そのお金に着目し、自分の生活を振り返ったり、これからを描く地図が家計簿なんですね。
「レコーディングダイエット」というダイエット法があります。
日々、摂取する食物とそのカロリーを記録することで、自分が摂取しているカロリー、食事の内容、間食などを自覚し、食生活の改善につなげるものです。
家計簿も、お金の出入りを書くことで自覚し、家計の改善につながるのではないでしょうか。
そういや私も、iPhoneアプリの家計簿をつけています。
物凄くシンプルで、入力が簡単。
なにかを買ったら、その場ですぐ入力しています。
無料だから、とりあえず良アプリが見つかるまで使っていようと思ってたのですが、既に1年半近く入力しています。
●iTunes App Store で見つかる iPhone、iPod touch、iPad 対応 家計簿アプリ「簡単!こづかい帳」
https://itunes.apple.com/jp/app/wu-liaono-jia-ji-bu-jian-dan!kodzukai/id348145475?mt=8
入力したものを振り返って気づいたのが、コンビニでの無駄遣い、缶コーヒーの飲み過ぎでした。
毎日、使っていました。
物凄い金額でした。
それを自覚したら、自然と支出を控えるようになりました。
過去、何度も「禁コンビニ・禁缶コーヒー」にチャレンジしダメだった人間がです。
やはり自覚が大事なのですね。
老後と言わず、今からお金の出入りを意識しておくのは大事ですよね。
貯蓄もしておかなければ。
好景気を経験したシニア層ですら、お金に四苦八苦しているのですからね。
私達の頃なんて、本当に老後を過ごせるのか不安です。
お金の出入りを自覚するならば、早いにこしたことはありません。
我々も家計簿をつけてみましょう。
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【関連記事】
●2013年版の手帳は、サイズと余白が大きめが人気です〜神崎は「iPhone5」と「普通のノート」を使用しています
http://kanzaki.sub.jp/archives/002761.html
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