2013年11月09日

質問家・マツダ ミヒロさん〜「魔法の質問」とは、自分自身への問いかけを通じ、「やる気」を引き出す活動

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質問家・マツダ ミヒロさんへのインタビューが、日経に掲載されていました。


●プロフィール
1973年生まれ。
日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー。
「質問家」として企業や学校で講演活動を行い、やる気を引き出す質問を紹介している。
著書に「しつもん仕事術」など。
39歳。


●魔法の質問:マツダミヒロ主宰
http://www.shitsumon.jp/

●マツダミヒロの魔法の質問ブログ[ミヒログ]
http://ameblo.jp/mihiro/

●魔法の質問のマツダミヒロ事務所株式会社
http://mahoq.jp/

●Amazon.co.jp: しつもん仕事術: 松田充弘: 本
http://amazon.jp/dp/4822249123



【魔法の質問とは?】


「魔法の質問」と称して、自分自身への問いかけを通じ、「やる気」を引き出す活動をしています。


6年前からはボランティアで学校を回っています。
小学生に講演する場合、まず「何でもかなうとしたら何をかなえたい?」と投げかけます。
答えを100個くらい書いてもらいます。


次に1つだけを選んでもらいます。
「どのようにすれば実現できるだろう?」と聞きます。
自ら考えて答えを出し、行動する習慣を植え付けるのが目的です。


大切なのは答えを絶対に否定しないこと。
最初は「正解は何ですか」と聞く子も多いです。
それに対して、「全部が正解なんだよ」と語りかけることで、「何でも書いていいんだ」という安心感が生まれます。
児童はどんどん書き出していきます。


人間の個性に正解はありません。
自分に嘘をつき無理して生きるより、大切なのは自分の心と体に正直になること。


1人でも多くの人が、その人らしい生き方や働き方ができるよう手助けできればいいと、マツダさんは考えています。


※※※


「魔法の質問」にて、マツダさんが質問を投げかけています。
その質問に対して、読者がFacebookを通じて回答したものが列記されています。


いろいろな質問を読んでみました。
質問自体が、「答えは一つではない」という趣旨なので、自由に皆さんが回答しています。


これらは、素晴らしい答えを出させるのが目的ではありません。
質問を繰り返すことで、本人の中に「気づき」を生み出させるのが目的だと思います。


「気づき」から始まり、思考に変化があらわれます。
自発的で行動的になったりします。


最初、「質問家」という肩書に、まゆつば的なものを感じたのですが、いろいろ知った後は好感を持てました。


仕事をしていると、目の前の事に追われ、考え方を変えてみる余裕がなくなります。
これは幼いころに実践した方が良いのでしょうね。
それが、自分の進路に大きくつながると思います。


ふと後悔することがあります。
幼いころ、仕事につながる「夢」がありませんでした。


仕事につながる「夢」を実現したい場合、どうすればいいのか具体的に考えます。
具体的だと実践しやすいものです。
どんな学校で、どんな勉強をすればいいのか、資格は必要なのか等が明確になります。
若い時ならば、それを実践するスタミナもあるし、社会にも仕組みがあります。
これが、歳をとってからだと難しいものです。


大人になってからだと、仕事につながる夢は、なかなか難しいです。
家族を犠牲に出来ませんから。
そうすると現実的なのは、今、自分が働いている職場環境の中で、自分を活かせる方法を考えることなんでしょうね。


●関連記事:「なぜなぜ5回」「なぜ(why)を5回」とは? 〜問題解決の手法
http://kanzaki.sub.jp/archives/001808.html

Posted by kanzaki at 2013年11月09日 19:27