2007年03月06日

ビジネスマンの為の最強ケータイ・NTTドコモ D703iをレビュー【1】

この3年間、NTTドコモのMOVA F212i(色はダークメタル)と云う携帯電話を使用していました。

●FMWORLD.NET(個人) : 携帯電話(F212i) : 富士通
http://www.fmworld.net/product/phone/f212i/

・神崎のナナメ読み: DOCOMO F212i【シンプルライフ・ケータイ】
http://kanzaki.sub.jp/archives/000246.html

既に当時、高機能な折り畳み型の端末が存在しておりましたが、機能と引き換えに、とてつもなく巨大で重たい端末ばかりでした。
私はF212iを使う前は、SO505iと云う端末を使用していたのですが、厚さ3cmと云う馬鹿みたいに厚くて重たい端末を持つことにストレスを抱えていました。
高機能なものが良い端末と考えられていた時代。
実際に日々利用するとなると、これほど扱いずらいものはありませんでした。
その反動で、機能よりも軽さ・薄さを求めてF212iへ機種変更しました。

世間が、オサイフケータイ、300万画素カメラ、GPSナビ、着歌フルなどに注目している中、飄々とF212iを利用していました。
カメラも何も付いていませんが、電話・メール(含、web mail)だけにしか使わないならば、これで十分。
むしろ、薄くて軽いと云う事自体が私にとって、どんな機能にもかえがたいものとなっていました。
機能的に足りない部分は、CLIE TH55と云うPDAを使っていましたので、困ることはありませんでした。

そして、数年の時間が経過・・・。

今月3月で、ある程度昔のポイント(毎月の支払いに応じて加算されるポイント。機種変更の時に、そのポイントを使って値引きが出来る)が消滅すると云うではありませんか。
使い続けているうちに、やはり端末のあちこちに痛みが生じはじめていましたし、機種変更するには丁度良い時期かなと思いました。

世間では、NTTドコモのP703iμが人気のようです。

●FOMA P703iμ(ミュー) | 製品 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/703i/p703imu/

・P703iμ | Panasonic
http://panasonic.jp/mobile/p703imyu/

・神崎のナナメ読み: NTTドコモ FOMA 703iシリーズを発売前に触ってみた〜P703iμ(ミュー)とP703i編
http://kanzaki.sub.jp/archives/001285.html

薄さ、デザイン共に優れた端末。
実際、デザイン系の事務所で大量に購入されているとの事。
そういう感性をお持ちの方には、まさに最適な端末と云えましょう。

しかし、だからと云って、私にとって最適とは限りません。
こちとら、ビジネスマン。
派手な機能はいらないから、日常の用途に便利で、なおかつ薄型・軽量な端末を探していました。

そして私が機種変更し、初のFOMA端末として手にしたのは、三菱製の端末「D703i」でした。
価格は、ポイントを使ったので、ほぼ0円!
(ポイントを使わなくても1万円を切る値段です)

d703i01-01.jpg

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●FOMA D703i | 製品 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/703i/d703i/

・三菱電機 携帯電話 D703i
http://www.mitsubishielectric.co.jp/mobile/foma/d703i/top.html

・ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ D703i
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/showcase_top/33056.html

・ITmedia +D モバイル:FOMA最薄9.9ミリ+最軽量83グラム──「D703i」
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0701/16/news061.html

・神崎のナナメ読み: NTTドコモ FOMA 703iシリーズを発売前に触ってみた〜D703i編
http://kanzaki.sub.jp/archives/001283.html

ストレート型で薄さ9.9mmと云う驚異的な数値。
F212iユーザーの私にとって、正にうってつけの端末でした。
大きさは130×49×9.9mmで、重さは約83g。
ちょうど、スーツの胸ポケットにすっぽり収まる長さです(実際、スーツの胸ポケットに入れておくと、トイレで水没する確率高し)。
以前使用していたF212iは、スーツの胸ポケットに入れると、アンテナがひょこっと飛び出ていましたので、これは嬉しいですね。
ズボン、スーツ、どのポケットに入れても邪魔にならず、その存在すら忘れてしまうほどです。

私は「Carbon Black」と云う黒色の端末にしました。
「Frozen White(白色)」にしようかとも悩みました。
しかし、ストレート型端末は折り畳み型端末と違い、全てのボタンが表面に出ているので、ゴミや埃・汚れが、ボタンと筐体の隙間などに入りやすいのです。
白色は、手や顔の脂が目立ちませんが、一般的な汚れは目立ちます。
実は昨年末、PSP(プレイステーションポータブル)を購入したのですが、iPod等のホワイトカラーのイメージに釣られ、白い筐体を買いました。
やはり白いが故に、細かな汚れが気になって困りました。
そんな訳で、黒色を選択したのです。

私は、P703iμよりも、D703iのデザインの方が好きです。
特にこの黒い筐体ですが、ボタンの数字の色が濃いオレンジ色なので、最初に手にした時に「あっ、TUMIのカバンみたい」と思いました。

●TUMI(トゥミ)公式サイト
https://www.tumi.com/

・最近だと、トヨタのオーリスとコラボ企画をしています
http://toyota.jp/auris/tumi/index.html

ビジネス用のナイロンバッグ等は黒い本体、ロゴは濃いオレンジ色を使用。
防弾チョッキと同じ丈夫な素材を使用していることよや、普遍的なデザイン等から、アメリカ等のビジネスマンに長く愛用されているブランドです。
実用的な部分も含めて、TUMIとD703iは似ているような気がします。

「Carbon Black」と云う黒色の端末。
この、黒7:銀2:オレンジ1の配色比率を見ていますと、仮面ライダー555も連想します。

●仮面ライダー555
http://www.tv-asahi.co.jp/555/

実際、このオレンジ色の部分は発光するので、正に劇中のフォトンブラッドを彷彿させます。
この濃いオレンジ色の数字やその他のボタンは、メロディにあわせて様々な発光の仕方をします。

下記は、着信音などのメロディにあわせて発光するD703iの動画


ネット等を見ますと、実際に購入されている方々は概ね、「D703iは神機!」と評判が良いです。
P703iμに隠れて目立っていませんが、出来がいいので私自身も大変重宝しています。

IT系のニュースサイトは、あくまでも一般的なレビューしかしておりません。
このサイトは個人ブログです。
せっかくですから、一般的なビジネスマンの視点に立って、いかにD703iが便利なのか。
そして、どうカスタマイズすれば、更に便利になるのか。
ニュースサイトでは語られない観点から、今後、不定期で連載したいと思います。

Posted by kanzaki at 2007年03月06日 22:44