2011年11月01日
豊臣秀吉の性格の明るさは、セロトニン(幸せホルモン)にありました
戦国時代の有名な人物の一人・豊臣秀吉。
貧しい農民の出である彼は、武士社会になんのコネもなく、無一文からスタート。
いつしか、太閤と呼ばれるまでにのし上がりました。
庶民からも拍手喝采を浴びたのは、その見事な出世ぶりと、大名には珍しい庶民性と明るい性格のためでした。
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【豊臣秀吉の明るさはセロトニン】
秀吉の明るい性格は、脳内物質「セロトニン」のおかげです。
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、セロトニンの出やすい脳を持った人は、いつもニコニコしていて人に好かれます。
セロトニンの原料は、必須アミノ酸のトリプトファンです。
秀吉の明るさは生まれつきのものでしょうが、それを増幅させたのがトリプトファンです。
実は、秀吉好みの料理に、それが多く含まれていたのです(食文化史研究家・永山久夫さんの調べ)。
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【秀吉が好んだ食べ物】
天正18年(1590)、京都で毛利輝元が秀吉を招待したときの献立に関する資料があります。
その献立から、秀吉の食の好みが見えてきます。
●主な料理：
焼き鮭
かまぼこ
ふくめ(干鯛の身をほぐしてつくったそぼろ)
焼き鳥
たらの汁
巻き貝
からすみ
たこ
焼き鮎
あわび
うなぎ
すずき汁
はも
くじら汁
鯉のさしみ
雁汁
鯛の子
赤貝
これらの食材には、たんぱく質が多いという共通点があります。
特に、先ほど説明しました必須アミノ酸のトリプトファンが含まれています。
小倅時代によく食べていたドジョウにも、多く含まれているのも見逃せない点です。
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歴史を料理の視点から見るというのも、面白いですね。
食事に関する良い情報は、現代人である我々にも生かせるのもメリットの一つです。
日本人は長寿民族でして、男性は世界4位(79.6歳)、女性は世界1位(86.4歳)です。
しかも特筆すべきことは、先進諸国の中では珍しくスリムな体型をしていることです。
洋食より和食
肉より魚
炒め物・揚げ物より煮物・焼き物・刺身
日本人は幼い時から、様々な料理(ヘルシーなものから脂っこいものまで)を食べてくるので、自分の体調に合わせて食事を変化させるのが得意なのです。
日本人は厄年あたりを境に、脂肪の取り方を抑える食べ方に変わります。
その年齢になると体調変動を鋭く認識するからです。
年をとれば、脂肪分解能力(基礎代謝力)が低下するのですから、それは生物学的に合理的です。
アメリカの人は高齢になっても、ステーキ、ハンバーグ、ピザのような高脂肪食を食べ続けるから、中年以上の70%が肥満になります。
4人に1人は、心臓の動脈に脂質が沈着し、冠動脈硬化により心臓病死しています。
日本人は厄年を境に、低脂肪食を中心とした食事に変化。
そして最近は、健康ブーム。
昔の健康ブームは、ビタミン剤などを摂取する方法でしたが、今はジョギング、ウォーキング、サイクリングによる有酸素運動が目立ってきましたよね。
有酸素運動は脂肪燃焼を促します。
ダイエットにもなり、スリムな体型になります。
また、脳疾患、心臓疾患、がん、糖尿病、肝臓病、腎臓病、動脈硬化などの予防になります。
冒頭に書きましたとおり、食事が性格に影響を与えることもありますし、長寿の要因ともなります。
そこに運動も加え、明るく健康的な生活を過ごしたいものですね。
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【関連記事】
秀吉は権力の座に就いてからも、その性格は変わらず、高圧的なところがありませんでした。
大軍を率いた戦の際も、敵をなるべく殺さない戦術をとり、同時代の武将たちからも好かれていました。
墨俣城（すのまたじょう）を一夜で築いたという有名なエピソードがありますよね。
その話しにも、秀吉の他人から好かれる性格が垣間見られます。
詳しくは、下記をご参照ください。
●神崎のナナメ読み: 豊臣秀吉が一夜城を築くことが出来た理由
http://kanzaki.sub.jp/archives/001960.html
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私も年齢と共に、食生活に変化が出てきました。
元々我が家では、アルコール類、肉料理が食卓にあがりません。
そこに加えて、カロリーの低めな料理が増えました。
ただし、先日のヒルクライム挑戦の後は、さすがに高カロリーなものが食べたくなり、チャーシュー麺をペロリと平らげました。
「万人家(まんにんや)」という、新潟大学近くにあるラーメン屋です。
学生向けですので、安くてボリュームがあり、ガッツリ系です。
チャーシューが花びらのように盛られているスタイルは、新潟では万人家が最初だそうです。
●万人家 大学前店 まんにんや - 新潟大学前/ラーメン [食べログ]
http://r.tabelog.com/niigata/A1501/A150101/15001578/
・店名 万人家 大学前店 （まんにんや）
・住所 新潟県新潟市西区五十嵐1の町6684-1
・電話 025-268-7579
●神崎のナナメ読み: 弥彦山をロードバイクで、ヒルクライム10kmに挑戦!/ヒルクライムとは自転車を使った登坂競技
http://kanzaki.sub.jp/archives/002483.html