「アンガーマネジメント」とは、怒らない訓練法のことです。
定期的に、メディアでとりあげられるので、再認識するのにちょうどよいです。
【3つの方法】
・怒った際、内容を記録、点数化してみる。
→自分の怒りの傾向がわかる。
・6秒間、怒りがおさまるのを待つ。
→感情の高ぶりは6秒間で、それを過ぎればクールダウンする。
・許せる、まあ許せる、許せないの境界線を思い描く。
→こうあるべきという「自分の理想と現実にギャップ」があるときに怒りやすい。
白黒つけず、あいまいなものとして分類すると、考えに柔軟性が出てくる。
※※※
日本人は温厚で良い人だ・・・。
そう思っているのは日本人だけです。
海外の人に聞くとそうではありませんでした。
表面上は良い人そうだけれど、心の中に押さえつけている黒いものに怖さを感じるそうです。
まあ、本当だから仕方がありません。
日常でイライラ、怒っている人は多いです。
上記にある通り、怒りは「理想と現実のギャップ」で発動します。
ありがちなのは、相手が期待していたような対応をしてくれなかった時でしょうか。
お店で店員の対応が悪く、自分をお客様として丁重に扱ってくれないとイラッとしやすい。
他国より治安がよく、電車だって正確。
なににおいても親切丁寧。
逆に、行き過ぎたサービスが、「理想と現実のギャップ」を招きやすくなっているかもしれませんね。
適当な国だったら、ギャップがあまりなくて、あきらめますもの。
期待しすぎ。
※
私は怒らないために、こう意識しています。
・自分のプライベートはあまりしゃべらない。
→調子づくと、それが自慢話しへエスカレートしてしまうから。
自分を過大評価してしまい、それが理想と現実のギャップを生み出すきっかけになるからです。
・大きな目標をつかみとって喜びを感じようとしない。
→日々のささいな事に喜びを感じるようにする。
寝る前、今日起きた出来事を通じて、関わった人に感謝をする。
・小さな日常習慣を作る。
→それを継続しつづけることが自信につながるし、心を安定化させるから。
あくまでも小さな習慣だから、それを使ってとてつもない大きな事を狙おうなんて考えない。
基本、時間の単位は1日です。
月単位、年単位の大きなことは、仕事がらみだけ。
プライベートは、そこまで大きな単位で考えないようにしています。
世の中みんな、自分を過大評価しすぎ。
自分でギャップを生み出して、勝手にイライラしています。
「起きて半畳、寝て一畳、天下取っても二合半」
この考えで良いのではないでしょうか。
※
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