2015年04月22日

「すごい」と言う人・「たかが」と言う人〜なんだかんだで世の中は、いい人の方が得するみたい。意地悪な奴ぁ、ダメなのよ。

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「すごい」と言う人
「たかが」と言う人


話しを聞いてもらった後、相手に言われるとしたら、もちろん前者ですよね。
「凄いでねえ」と、しきりに感心している素直ないい人ぶりは、好感が持てます。


たった3文字ですが、この2つの言葉の間には、広くて深い境界線があります。
その隔たりは、「敬意」があるかどうかです。


敬意を持って接することが、良いコミュニケーションを築くことになります。
人の良いところを讃えることが出来るのは、自分に余裕と自信がある証です。


「たかが」の意味は「問題にするほど価値がない」ということ。
場合によっては、人を見下す心の表れとなります。


真に自信がある人は、おおらかに人の良いところを讃えることが出来ます。

(作詞家・吉元由美さんのお話しより)


※※※


笑顔で褒める事が出来る人は素晴らしい。
良い所を探そうという姿勢があり、その上で、自分の言葉で相手に伝えるという、2つのアクションが自然に出来るのですからね。


相手に笑顔を向けたり、褒めたり、尊敬の言葉を伝えることが出来るというのは、「精神的に強い人」だと思います。


精神的に強い人と言っても、必ずしも毎日いつでも、それが出来るわけではありません。
落ち込んだり、イライラしたり、そういう時は出来るわけがありません。


我々は、ドラマやマンガの登場人物ではありませんから、その時の状況に応じて性格も言動も変わってしまいます。


だからこそ、他人から総じて、「良い人」・「精神的に強い人」と思われたり、言動に「敬意」を感じられる人だと思われるという事は、本当に凄いことだと思います。



世の中は、自分の思い通りに展開出来るものではありません。


事象は変えられませんが、それをどう解釈するか、ものの捉え方は変えることが出来ます。
同じ事象でも、「すごい」と思うことも、「たかが」と思うことも可能です。
だったら、「すごい」と目を輝かせる方が良いですよね。
斜に構えて生きているよりいい。



●いい人が得する科学 : ギズモード・ジャパン
http://www.gizmodo.jp/2015/04/post_16980.html

なんだかんだで世の中は、いい人の方が得するみたい。意地悪な奴ぁ、ダメなのよ。

科学者が社会行動や動物を研究してだした結論=利己的で人を欺く行為は結果的に得をしないという説。
グループの中で最善の策となるのは、周りと協力していくこと。
人を欺けば、いつかはそれが人々の知るところとなり、自分に協力してくれる人はいなくなる。
協力しあう人々=グループに、利己的な個人が対抗するのは難しい、それが社会なのです。


良い人であり続けましょう。
その理由と価値を科学が証明してくれているのですから。


※※※


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Posted by kanzaki at 2015年04月22日 21:42