2015年03月26日

エースコックから新潟ご当地カップラーメン「うまさぎっしり新潟 うんめぇ 三条カレーラーメン」が発売、試食の感想〜まき鯛車商店街のカリーナ(カレーののった焼きそば)もカップ麺化を希望

3月16日より、エースコックは、新潟ご当地カップラーメン2種類の販売を再開しました。
発売エリアは、主に新潟です。

・「うまさぎっしり新潟 うんめぇ 三条カレーラーメン」
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・「うまさぎっしり新潟 うんめぇ 妙高とん汁ラーメン」
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共にコンビニで約170円で売っていました。
リニューアルに際し、名前に「うんめぇ」の言葉が付け足されました。


昨年秋も販売していました。
一部のカップに亀裂が生じる可能性が判明したため、残念ながら自主回収が行われた経緯があります。


今回は、三条カレーラーメンの方をご紹介します。


●うまさぎっしり新潟 うんめぇ 三条カレーラーメン|商品情報|エースコック株式会社
http://www.acecook.co.jp/products/detail.php?id=265

日本を代表するグルメ王国新潟県の美味しさを詰め込んだ一杯。 観光PRキャラクター”レルヒさん”を大きくあしらったパッケージで登場!!

適度に味付けしたスープのりの良いめんです。
チキンをベースに数種類のスパイスと魚介の旨みを利かせたカレースープです。
カツオや雑節のだしの旨みを溶け込ませることで、ご当地の味わいを再現しています。
ホクホクとしたポテト、玉ねぎ、肉そぼろ、ねぎ、人参を加えて仕上げました。

・麺:
適度に味付けしたスープのりの良い麺です。

・スープ:
チキンをベースに数種類のスパイスと魚介の旨みを利かせたカレースープです。
カツオや雑節のだしの旨みを溶け込ませることで、ご当地の味わいを再現しています。

・かやく:
ホクホクとしたポテト、玉ねぎ、肉そぼろ、ねぎ、人参を加えて仕上げました。

・パッケージ:
新潟県の観光 PR キャラクターである”レルヒさん”と、新潟県の PR ロゴである”うまさぎっしり新潟”を前面に押し出したご当地感溢れるデザインです。


●「うまさぎっしり新潟」シリーズ|商品情報|エースコック株式会社
http://www.acecook.co.jp/brand/niigata/index.html


●神崎のナナメ読み: エースコックから新潟ご当地カップラーメン「うまさぎっしり新潟 うんめぇ 妙高とん汁ラーメン」が発売、試食の感想
http://kanzaki.sub.jp/archives/003308.html



【三条カレーラーメンとは?】

新潟県は、人口10万人当たりのラーメン店件数が全国4位(27.94件)。
「新潟5大ラーメン」というものがあります。
新潟あっさりラーメン、燕三条背脂ラーメン、長岡生姜醤油ラーメン、新潟濃厚味噌ラーメン、そして、三条カレーラーメンです。


●カレーとラーメンがコラボ!新潟県三条市の『三条カレーラーメン』とは - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2137717524862573301


ご当地ラーメンとして有名な、新潟県三条市の三条カレーラーメン。
昭和初期から地元に親しまれてきたソウルフードです。

三条市は古くから金物のまちとして栄え、鍛冶職人たちは昼食を食べる時間もないほど多忙だったそうだ。

そんな職人たちの活力源として出前が多かったのがカレーラーメンなのである。
ベースとなるスープは、鶏がら、豚がら、ゲンコツ、モミジ、煮干し、昆布かつお節等、お店によってバラバラ。

何といってもカレーとラーメンという、誰にも親しまれている定番のコラボですから、一度食べたらやみつきになることは間違いありません。

70年の歴史を持つ「三条カレーラーメン」は、メニューとして提供している店舗が70店を越えており、三条はまさに「カレーラーメン王国」。


●公式サイト:三条名物カレーラーメン食べ歩きマップ
http://www.curry-ramen.com/


●新潟県 「麺匠と巡るカレーラーメン探訪」 三条市



【実際に食べてみた】


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ゆるキャラ「レルヒさん」が大きく描かれています。
いつもと違い、職人の格好をしています。
足元には、トンカチと釘がありますね。


新潟県三条市と燕市は、金属加工で世界的に有名な町です。
刃物の三条市、食器の燕市。
職人の見事な技は、世界でも認められています。


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その他、燕三条ラーメン王国キャラクター「カレー、ラメン」も描かれています。


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このカップ麺は、三条飲食店組合カレーラーメン部会が監修しています。
カレーラーメン部会は独自に、自宅で食べる事が出来るカレーラーメンをネット販売していますよ。

●カレーラーメン部会公認 三条カレーラーメン
http://www.curry-ramen.com/carry-shop/shop.html
1箱(2食入り):1,080円(税込)


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お湯を入れた完成図。
ぱっと見、ごくふつうのカレーヌードルです。


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日清カップヌードルのカレー味は、スープがもの凄くずっしり、トロ味が凄いですよね。
三条カレーラーメンの方は水分多めで、スープがするする、さらさらしています。
魚介系も加えた味のせいか、辛味も殆ど無く、カレーそばのような感じで、抵抗なく食べられます。
麺も、スープ同様さらさらっと口に入り込む感じ。
カレーヌードル系にありそうな具はひととおりあるけれど、味。食感に印象的なものは特にありません。


日清カップヌードルのカレー味のようなドギツさ・ドロっとさが無いので食べやすいのですが、逆に言うと、特徴もそれほどありません。
三条のカレーラーメンは、基本的にカレーとラーメンがミックスされていれば、それ程厳密な定義はありません。
それ故、カップ麺一つで、「これが三条のカレーラーメンだよ」と言い切れる味を作るのは難しいのかもしれませんね。



【まき鯛車商店街のカリーナ】

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ラーメンとカレー。
この2大国民食のコラボは最強すぎです。


私の住んでいる新潟市から三条市は、若干遠いので、カレーラーメンが町おこしに使われるまでは知りませんでした。


それよりも、オッサン世代の新潟市民ならば、「カリーナ」の方が記憶にあります。
これは、焼きそばにカレーミートソースがのったものです。


巻という地域を中心にラーメンチェーン店「ラーメンタカノ」がありました。
そこの看板メニューがカリーナでした。


今は、「まき鯛車商店街」が、町おこしのメニューとして復活させ、販売しています。


●まき鯛車商店街 帰ってきたカリーナ”スペシャルサイト
http://www4.ocn.ne.jp/~taigurum/carriena_sp/carriena.html

●「食べる」第2回 あの味が時を超えて帰ってきた!〜カリーナ篇〜 新潟市 - 食の王国にいがた グルメポンテ
http://shoku.city.niigata.jp/special/2011/07/post.php

●神崎のナナメ読み 新潟巻地区の鯛車(たいぐるま)を使った町おこし〜月待(つきまち)通り 鯛の宵い
http://kanzaki.sub.jp/archives/002654.html


この料理もまた、超王道の国民食の組み合わせなので、ハズレがありません。
これもいつか、カップ麺で再現してもらいたいですよ。


●関連記事:福島県会津若松市のB級グルメ「会津カレー焼きそば」とは 〜磐越自動車道の磐梯山SAで食べました
http://kanzaki.sub.jp/archives/002546.html



【関連記事】


●「三条カレーラーメン」とは〜新潟県三条市にあるご当地B級グルメ
http://kanzaki.sub.jp/archives/002345.html
(新潟県三条市「大衆食堂正広(まさひろ)」のカレーラーメン)

●新潟県三条市へ、「カレーラーメン」を1杯食べるために80kmのサイクリング〜「大黒亭 松屋小路店」の「カレーチャーシューメン(880円→9月末迄830円)」
http://kanzaki.sub.jp/archives/003197.html

●カレールー購入金額は、新潟市が全国で1位です
http://kanzaki.sub.jp/archives/002943.html

●ボケ予防にはカレーが良いそうです〜それならば、新潟市の万代シティバスセンターで、「黄色いカレー」と、みかづきの「カレーイタリアン」を食べよう
http://kanzaki.sub.jp/archives/003294.html

●「新潟5大ラーメン」の一つ「三条カレーラーメン」を食べる〜北陸自動車道「栄(さかえ)パーキングエリア(下り)」
http://kanzaki.sub.jp/archives/003307.html

Posted by kanzaki at 2015年03月26日 22:30