2011年10月23日

香川県では動物愛護の大切さを広める為に「小さな命の写真展」が開催されています

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ペットが大切な家族の一員だと考えられるようになってから、動物愛護の活動は広がりを見せています。
新潟にいますと、なかなか西日本の現状・活動というものは分かりません。

Twitterにて、香川県の「小さな命の写真展」さんが私をフォローをしてくださいました。
公式サイトを見て、新潟だけではなく、全国各地で活動が行われていることを実感しました。

「小さな命の写真展」は、心無い飼い主によって捨てられたペット達の現状を訴え、殺処分ゼロを目指す為の写真展です。
香川県を中心に四国・関西方面で開催されています。

●小さな命の写真展
http://fs8723.ashita-sanuki.jp/

児童書のノンフィクション作家・今西乃子(いまにしのりこ)さん。
今西さんの著書で使用した写真を教育機関などに無料で貸し出す移動写真展です。
その際、殺処分ゼロを訴える今西乃子さんのミニ講演会が行われることもあるようです。

●児童文学作家・今西乃子さん公式サイト
http://www.noriyakko.com/index.html

著書の紹介ページ
http://www.noriyakko.com/book/
(以下、著書の一部です)

・「捨て犬・未来と子犬のマーチ  もう、安心していいんだよ」:
障がいを負って捨てられていた子犬達が、人間社会で一所懸命生きる姿を描いたノンフィクション。

・「小さないのち まほうをかけられた犬たち」: 
飼い主に捨てられた多くの犬たちが行き着く場所、「動物愛護センター」。
そこにあるのは「死」。
そんな犬たちを救い出す一人の一時預かりボランティアを描いた物語。

・「しあわせのバトンタッチ −障がいを負った犬・未来、学校に行く−」:
右首を切られ、足首がないまま捨てられた仔犬。
一度は人間に裏切られた仔犬が、里親に引きとられ元気に育った。
今は小学校や中学校にて、「命の授業」に訪れている姿を描く。

・「犬たちをおくる日−この命、灰になるために生まれてきたんじゃない−」
「愛媛県動物愛護センター」で犬たちの殺処分業務に日々携わる作業員の方を主人公に描いたノンフィクション。

香川県の現状は、人口一万人あたり犬・猫合計殺処分数ワースト5位なんだそうです。
施設に集められた犬や猫は、ゴミ以下の施設で殺されています。
愛護センター等の施設も無く、里親制度もない。
その為、民間のボランティアや個人が行うしかないのです。

行政ではなく一般市民による活動は、実際に行っている人ならば、その大変さはお分かりだと思います。
同じ目的に向かっていても、人同士の理解・協力の輪を作るのは難しい。
公式サイトにて、その苦悩も語られています。

動物愛護は官民一体となって行わなければ、実現はできません。
その実現に向かって活動されている方々が、こうしていられる事に感銘を受けました。

香川県にて殺処分ゼロが実現される日を祈っています。

※※※

【新潟県の取り組みについて】

私の住む新潟は、動物愛護活動が盛んです。
行政もしっかりと取り組んでおり、東日本大震災では、被災された県外の方々をペット同伴で受け入れました。
新潟で起きた中越地震・中越沖地震の経験が役に立っています。

ここまで新潟県にて動物愛護が盛んになったのは、民間の「NDN新潟動物ネットワーク」が一生懸命活動したからです。

●NDN新潟動物ネットワーク公式サイト
http://ndn2001.com/

その活動を私のような一般の人達に広く知ってもらうために貢献しているのが、フリーアナウンサーの伊勢みずほさんです。
伊勢さんは、新潟市動物愛護推進員でもあります。

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・7月開催の「千灯まつり」で撮影させていただいた時の写真

●伊勢みずほさんのオフィシャルブログ
http://ameblo.jp/isemizufo/

当サイト・神ナナでも伊勢さんを通し、新潟県の動物愛護について書かさせていただきました。

●東日本大震災にて新潟はペット支援に大活躍しました〜「新潟動物ネットワークNDNフェスティバル2011トークセッション」フリーアナウンサー伊勢みずほさん・大杉りささん、新潟動物ネットワーク代表 岡田朋子さん
http://kanzaki.sub.jp/archives/002377.html

●新潟県は動物達の殺処分ゼロを目指しています〜「新潟動物ネットワークNDNフェスティバル2011トークセッション」フリーアナウンサー伊勢みずほさん・大杉りささん、新潟動物ネットワーク代表 岡田朋子さん、ALIVE代表 野上ふさ子さん
http://kanzaki.sub.jp/archives/002382.html

●「新潟動物ネットワーク(NDN)」の代表・岡田朋子さん〜10年間の動物愛護ボランティア活動を続けてきた岡田さんを支えたものとは?-BSN水曜見ナイト「伊勢みずほの夢と逢いましょう」より
http://kanzaki.sub.jp/archives/002397.html

●福島県南相馬市にて「ペットを飼うことが出来る大規模な仮設住宅」が完成しました〜建設を働きかけたのは、新潟県のボランティア団体「新潟動物ネットワーク(NDN)」です
http://kanzaki.sub.jp/archives/002402.html

新潟県と香川県、同じ目的へ進んでいる人達が手を結び合い、活動が広がったらいいなあと思います。

※※※

【関連記事】

●映画「犬と猫と人間と」を通して「動物愛護」について考えてみる【1】
http://kanzaki.sub.jp/archives/002181.html

●映画「犬と猫と人間と」を通して「動物愛護」について考えてみる【2】
http://kanzaki.sub.jp/archives/002182.html

●映画「犬と猫と人間と」を通して「動物愛護」について考えてみる【3】
http://kanzaki.sub.jp/archives/002183.html

Posted by kanzaki at 2011年10月23日 23:13