「頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?(著:高橋 政史)」という本が売れています。
これは、方眼ノートを使った問題分析の方法を解説した本です。
●Amazon.co.jp: 頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?: 高橋 政史: 本
http://www.amazon.co.jp/dp/4761269987/
●Amazon.co.jp: 高橋政史×Nakabayashi ロジカル・シンクノート A4 ブラックブルー RP-A402DB
http://www.amazon.co.jp/dp/B00MUCWR52/
(大手文房具メーカーのナカバヤシと、『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』の著者高橋政史氏がコラボレーションして誕生したノート)
●「頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?」〜頭が良くなるノートの使い方とは?
http://kanzaki.sub.jp/archives/003140.html
※
【方眼ノートのススメ】
・A4サイズの方眼ノートをオススメします。
マッキンゼー、BCG、アクセンチュアなど多くの外資系コンサルティング会社出身の人達は、手元にいつも方眼ノートを置いてあります。
紙の上で問題提起→情報整理→結論を導くことがスピーディーになります。
・5mmサイズの「方眼」を使って情報を処理すると、コンサルティングに欠かせない「ロジカルシンキング(一貫していて筋が通っている考え方)」が自然と可能になります。
・人の思考と行動は、「フレーム(枠)」によって左右されます。
書類なら「フォーマット」に左右されます。
ブレを最小限に、情報処理を早くする際、方眼ノートのマス目が、フレームやフォーマットを作りやすくします。
※
【方眼ノートを5分割する】
・横長の1ページを5つのフレームに分割します。
その枠に沿って5つのステップで思考を進めれば、ロジカルな結論をスムーズに導けます。
・ノートの上部3〜5センチのところに左右に渡って線を引きます。
・さらにその上部を中央で2等分、下部を3等分します。
・これでノートには5つの枠ができます。左上の枠から左回りで思考を進めていきます。
※
【5つの枠(フレーム)それぞれの意味】
(1)左上の枠:
「見出し」を書きます。
今回のテーマや論点を書きます。
(2)左下の枠:
「事実」を書きます。
ニュースや資料のデータ、人から聞いたこともここに書きます。
(3)中央に枠:
「解釈・気づき」を書きます。
この枠は言わば、あなたの頭の中を具現化したもの。
ここをいかに膨らませられるかが問題分析のカギとなります。
(4)右下の枠:
「行動・要約」を書きます。
解釈・気づきを踏まえ、明らかになった課題やそのための解決策を書きます。
この枠を設けることで、ノートをまとめたあとに何をすれば結果が出せるかが明確になります。
(5)右上の枠:
「まとめ」を書きます。
ここでは3行を目安にポイントを書くと、見た目も中身もすっきりします。
・こうした5つのフレームで思考を組み立てることにより、どんな問題に対しても「いま何を考えるべきなのか」がすぐわかるようになります。
※
【ノートはA4以上の大きさで横長に使う理由】
・5つのフレームを有効に使うには、大きめのノート(A4以上)を選びましょう。
・1つのテーマに関するトピックを1ページに集約することが重要です。
B5サイズ以下のノートだと収まりません。
ノートのサイズは、思考のサイズなのだと心得ましょう。
・ノートは横長に使ってください。
人の目は、垂直方向よりも水平方向に対して視野が広いからです。
縦長より横長のほうが、一度に多くの情報を把握できます。
テレビやパソコンのスクリーンが横長なのもこのためです。
。この方眼ノートの使い方は慣れるまで難しく感じるかもしれませんが、仕組みはシンプルです。
誰でも実践できます。
毎日実践して、「結果の出るノート」に進化させましょう。
※※※
【感想】
ルールに沿ってノートを書くのは、通常、かなりしんどいものです。
しかし、考えにブレが無いようにするには、一定のルールの範疇で行うのは、とても効果的です。
私もこの手法を使ってみましたが、ノートを横向きにするのだけが耐えられませんでした。
A4ノートを横向きに開くと、見開きのもう1ページが上部にあって、なんとも邪魔。
リングノートなら片方の1ページを折り返せばよいのでしょうが、私は糸綴じタイプのノートを使うので、折り返しがしにくいです。
同じ邪魔なら、A4ノートを見開きで使用し、実質A3の大きな紙として同じことをする方が効果的でした。
各スペースが大きいことは、それだけ書き込めますから。
※※※
【関連記事】
●早稲田塾の「青ペン書きなぐり勉強法」とは?〜青ペンでノートへひたすら覚えたいこと、見聞きしたことを書きなぐります
http://kanzaki.sub.jp/archives/003527.html
●作家・佐藤優(さとうまさる)さんは、「コクヨキャンパスノート」1冊に24時間すべてを記録する
http://kanzaki.sub.jp/archives/003353.html
●独学で現役東大合格、予備校で添削指導を1,000人以上した講師が教える!「勉強法の教科書」(著:岩崎次郎 )の感想〜10代の学生が勉強に取り組み前に、是非読んで欲しい内容が具体的に書かれています
http://kanzaki.sub.jp/archives/003485.html
●「頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?」〜頭が良くなるノートの使い方とは?
http://kanzaki.sub.jp/archives/003140.html
●経営コンサルタント・大前研一さんの思考整理術〜A2判サイズの巨大な方眼タイプ用紙を使い、「紙の左下」から「ハコ」を書き始める
http://kanzaki.sub.jp/archives/003234.html
●授業が身につくノート術【1】〜「NHKテストの花道」は社会人にも役立つ
http://kanzaki.sub.jp/archives/002644.html
●授業が身につくノート術【2】〜「NHKテストの花道」は社会人にも役立つ
http://kanzaki.sub.jp/archives/002645.html
●授業が身につくノート術【3】〜「NHKテストの花道」は社会人にも役立つ
http://kanzaki.sub.jp/archives/002646.html
●オススメの紙のノート・・・思考を妨げないドット方眼紙
http://kanzaki.sub.jp/archives/003085.html
●結果を出すノート術〜自分のやりたいこと、考え方がわかるようになります
http://kanzaki.sub.jp/archives/002922.html
●スマートフォン時代に売り上げを伸ばす「特注ノート」〜文房具セレクトショップ「カキモリ」
http://kanzaki.sub.jp/archives/002736.html
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |